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簡単な操作性で人気のFL STUDIOを使ってDubstepのベースとシンセを作ってみた

前回の「Windowsで圧倒的な人気を誇るFL STUDIOを使ってDubstepのビートを作ってみた」では、ビートの制作に最適なステップシーケンサーとFL Studioのビートのサウンドだけを使ってファットなビートを作成してみました。今回はこのビートにベースとシンセを加えていきます。ビートだけで物足りなかったトラックがいよいよ楽曲としての姿を表します!

メロディのアイデアを直感的に形にできる

FL STUDIOにはベースやシンセなどのいわゆる上物と言われる音階を持ったサウンドのレコーディングに最適なピアノロールと言う機能が搭載されています。このピアノロールを使うことで上物を半音階でレコーディングすることができるので、上物のレコーディングにはこのピアノロールを使っていきましょう。

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上物のサウンドは、鍵盤が表示されたピアノロール上の任意の場所をクリックして入力していくことができますが、メロディーを作る場合は実際に鍵盤を演奏してレコーディングしたいものです。そこで上物の入力にはこちらの記事でご紹介したMIDIキーボード「Launchkey Mini」を使用します。

MIDIキーボードを使うことで、実際に鍵盤を弾いて直感的にメロディーを作ることができるので、より自由度の高い表現が可能になります!

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またその他のMIDIキーボードとして、ARTURIA社のMINILABもオススメです。25鍵タイプのMINILABには、8個のボタンと16個のノブが搭載されています。コンパクトなボディに16個ものノブが搭載されているので、特にサウンドの調整を行うパラメータをたくさんコントロールしたいと言う方にはオススメです。またピッチとモジュレーションをコントロールするタッチストリップも搭載されているので、表現の幅が広がりますよ。

重厚なベースを簡単に作れる

Dubstepはベースラインが特徴的な音楽で、曲中においてベースはとても重要な役割を果たします。ベースラインを加えることで曲に厚みが出て、よりパワフルな曲へと進化させることができます。

それではDubstepには欠かすことのできないベースラインを作成していきましょう。ちなみに前回作成したビートはこんな感じです。このビートにベースを加えていきます。

FL STUDIOには複数のベース音源が搭載されているので、まずはブラウザから音源を読み込みサウンドをチェック。前回は知らなかったのですが、FL STUDIOには「PLUGIN PICER」と言う機能があって、これを使うとドラムやサンプラー、シンセサイザーなどがカテゴリーごとに表示されます。しかも各音源が画像で表示されるので、とっても分かり易い。サウンドを探す時には、この機能オススメです。

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FL STUDIOの音源をチェックしてみると、音質的にいけてる、使えるサウンドがたくさん搭載されています。この数あるベース音源から今回は「GMS」と言うシンセをチョイス。理由は音が好みだったから!単純な理由ですが、豊富な音源から求めるサウンドを探し出すには直感も大切です。

GMSはFL STUDIO 11から搭載された最新のシンセです。そのサウンドを聴いてみると、やはり今っぽい音質。このGMSなら今っぽいサウンドを作り出せそうです!

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GMSのベースのサウンドをチェックしてみると、使えるベースがたくさん入ってますね〜。Dubstepのベースと言えば「Wobble Bass」です。GMSにはこのWobble Bassがデフォルトで入っていたので、こちらを使用してみましょう。MIDIキーボードでベースラインをレコーディングしてみます。

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ピアノロールに入力された情報は、各鍵盤がどのくらいの長さでレコーディングされているかが分かり易いので、レコーディング後の修正も楽そうです。ビートにベースを加えたサウンドはこうなります。

一気にDubstep度が増しましたね〜。サウンドに立体感があって、サウンドの伸び具合もいい感じです!デフォルトの状態でこの鳴りなので、このあとの調整がさらに楽しみです。

豊富な音色からスタイルに合ったリードを作れる

ビートとベースの基となるパターンを作成したので、次はシンセを入れていきます。ここではFL STUDIOを代表するシンセの「SYTLUS」を使用します。SYTLUSに搭載されているサウンドを見てみると、SYTLUSだけでたくさんの曲を作れちゃうほど入っています。

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曲に少し派手さを加えてみたいのでSYTLUSのサウンドからリードをチョイス。MIDIキーボードでリードをレコーディングしてみます。

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リードを加えたパターンはこんな感じです。

インパクトのあるリードを入れると曲のイメージがだいぶ変わりますね。このサウンドもデフォルトの状態で、唯一いじったところと言えばボリュームぐらい。サウンドの調整を行わずにここまでのクオリティを出せるので、これなら初心者の方でもすぐにそれっぽい曲を作れますね。

ベースとシンセの音色を編集して曲になじませる

今回の最終工程として、作成したベースとリードのサウンドを調整してそれぞれのサウンドに馴染ませていきましょう。どちらのサウンドもデフォルトの状態で、良い鳴りをしてくれていますがさらに調整することで、曲としてのバランスを整えることができます。この工程を経ることで、グルーヴ感のあるさらに踊れる曲になるので、制作の際にはぜひとも一手間加えて頂きたい!

まずはベースに使用しているGMSを調整していきましょう。GMSのサウンドを調整するパラメータはとてもシンプルで、シンセの扱いに慣れていない方でも比較的簡単にコントロールできそうです。

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GMSにはXYパッドでコントロールできるエフェクター(赤枠部)が搭載されているのですが、このエフェクターがとってもいい!今回は楽するために、このエフェクターの調整だけでいってみましょー。ここではベースの調整に最適なローパスフィルターを選択してみます。

ローパスフィルターをコントロールしてベースに厚みを加えて、音の定位と言われる曲におけるベースの位置を調整できました。XYパッドをコントロールするだけでこの感じ。GMSはまじで使えますね。

お次はリードとして使用しているSYTLUSを調整しましょう。SYTLUSにも簡単に調整できる機能はないかなと探してみると、やはりありましたねー。

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XYパッド式のモジューレーション(赤枠部)が搭載されているではありませんか。これまたXYパッドをコントロールするだけで、多彩なサウンドを表現できます。

モジューレーションをコントロールしてリードのサウンドの派手さを抑えつつ、音の定位と言われる曲におけるリードの位置を調整できました。簡単なコントロールで望んだ結果を生み出せるので作業効率も上がります。SYTLUSも初心者の方が安心して使えるシンセですね。

そしてベースとリードの調整後のサウンドはこちらです。ここでの調整はそれぞれのサウンドを馴染ませるための調整なので、パソコンやスマートフォンで聴いた場合は大きな違いを感じられないかもしれません。オーディオ用のスピーカーをお持ちの場合はそちらから出力すると違いがお分かりいただけます。

今回はGMSとSYTLUSを使用しましたが、FL STUDIOに搭載されているサウンドのクオリティの高さには少し驚かされた感じです。FL STUDIOの人気は、このサウンドクオリティと簡易性が大きな要因となっているようです。

今回の工程でやっとこ曲らしくなってきましたが、次回はこれらのパターンを基に、いよいよ曲を完成させます。FL STUDIOではどのように曲を構成していくのか?以下のリンクからチェックしてみてください!

FL Studio 11でのトラックの構成方法をチェック

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