こちらのページでは、MASCHINE STUDIOコントローラを使用したドラムキットのロードの方法について紹介します。
MASCHINE 2ソフトウェアには、ドラムを構成するキック、スネア、ハット、タムなどのサンプル素材を16個のパッドにバランスよく配置した複数のドラムキットが搭載されています。
このドラムキットを積極的に使用することで、各ドラムのパーツを選ぶ手間を省くことができ、すぐにドラムトラックの制作が可能となります。
またロードしたドラムキットにおいて、たとえばスネアが気に入らないので他のスネアに差し替えたいと言う場合でも、簡単にスネアのみを差し替えることが可能です。
このようにドラムキットの一部を変更したキットを新たにオリジナルのキットとして保存することも可能で、その後の楽曲制作時にもロードして使用することができます。
新規プロジェクトの作成方法
一連の操作を始める前に、新規プロジェクトを作成してください。
パソコン画面の左上のFileメニューでNewを選択してください。
上の画像のように”新たなプロジェクトを作成する前に現在のプロジェクトを保存しますか?”というメッセージが表示された場合、プロジェクトの保存はSAVEを、保存しない際はDISCARDを選択してください。
ドラムキットのロード方法
*上部のコントローラ上の数字と下記操作手順の数字は一致しています。下記操作手順の数字とコントローラ上の数字を参照して操作を行ってください。
1. ドラムキットをロードするグループを選択します。GROUP ボタン Aを押してください。
2. BROWSE ボタンを押してブラウザ画面を表示させてください。
3. ディスプレイ上部の8つのボタンの左から1番目と左から2番目のボタンを使用してライブラリのタイプを選択します。ライブラリのタイプは、PROJECTS、GROUPS、SOUNDS、INSTRUMENTS、EFFECTS、SAMPLESから選択できます。
ドラムキットをロードするにはGROUPSを選択してください。
4. ディスプレイ下部の8つのノブの一番右側のノブを回してドラムキットを選択します。808Kitを選択してください。
5. LOADボタンの左側の+PATTERNボタンが点灯している状態でLOADボタンを押して808Kitをロードさせてください。
+PATTERNボタンがオンの状態では、ドラムキットと共にデモパターンがロードされます。
6. ロードされた808Kitには、2つのデモパターンが用意されています。PLAYボタンを押してデモパターンを再生させてください。
次のページでは、MASCHINE STUDIOコントローラに搭載されたパッドを使用した、リアルタイムでのドラムパターンの作成方法について紹介します。