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サンプラーの代名詞MPCの進化系『MPC Touch』の魅力に迫る。打ち込みに最適な階層構造を活用してデモソングを簡単にアレンジ

16個のドラムパッドを搭載したサンプラー/シーケンサーの元祖として、世界中のクリエイターに愛され続けてきたMPCシリーズ。このドラムパッドを搭載した伝統的なボディに、7インチの大型マルチタッチ・ディスプレイを搭載して登場したのが「MPC Touch」です。

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ドラムパッドを使ったセンシティブなドラミングに加えて、iPadのようなマルチタッチ・プレイが可能になったMPC Touchでトラックを制作しながら、その使用方法と魅力を紹介する新企画がスタート。第一回目は、まずは理解しておきたいMPCの構造と、プロジェクトやサンプルの検索に使用するブラウザについて紹介します。デモトラックの活用方法も紹介しているので、ぜひチェックを!

マルチ・タッチディスプレイはハードウェア以上の使い心地

MPC Touchは、MPCソフトウェアとMPC Touchコントローラが一体となった製品で、ソフトのほぼ全ての機能をコントローラからコントロールできます。コントローラには、オーディオ・インターフェイスが搭載されているので、あとはPCとスピーカーがあれば、すぐにトラックを作ることができます。

出典:YouTube

MPCは、ドラムなどのサンプルとソフト・シンセをドラムパッドで演奏したり、レコーディングすることができます。大型のタッチ・ディスプレイを搭載したMPC Touchでは、ソフトをマルチタッチでコントロールすることができるので、PC画面を見ることなく、ハードウェア・サンプラーのように直感的にトラックを制作することが可能です。

ソフトウェアを同梱したMPCシリーズは、どの製品もコントローラが違うだけでソフトの機能は同じなので、MPC Touch以外のユーザーもこちらの記事を参考にしてください。

伝統的なMPCの構造はサンプルベースの制作に最適

まずは、MPCの構造について説明します。MPCのシーケンサーは、最大で128のシーケンスを作成可能です。各シーケンスでは、最大で128のトラックを使用可能で、各トラックにはA~Hの8つのPAD BANKが用意されています。MPCを使ったことがない人にとってはちょっと分かりづらいかもしれないので、MPCの構造を図にしてみました。

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MPCのトラックは、DrumKeygroupPluginMidiの4つのタイプから選択でき、用途によってタイプを選択します。

  • Drum:各パッドが固定のノートで演奏されるモードで、主にドラムの演奏に最適
  • Keygroup:MIDIキーボードやドラムパッドを使用した半音単位での演奏が可能
  • Plugin:ソフト・シンセサイザーの使用が可能
  • Midi:外部MIDI機器を演奏する際に使用

パッドにロードしたサウンドは、個別にピッチやボリュームなどのパラメータを調整してサウンド・メイキングすることができます。パッドにロードしたサウンドとパラメータの設定情報を含む階層を、PROGRAMと呼びます。MPCではPROGRAMごとの保存も可能で、キット(さまざまなサウンドを各パッドに割り当てたセット)のように、いつでもロードして使用することができます。

このPROGRAMとシーケンスを含む最上位の階層がPROJECTで、とりあえずこれさえ保存しておけば、制作したトラックのすべての情報が保存されます。

階層ごとに分かれたブラウザは検索もスムーズ

それでは、実際にMPC Touchを使用して機能を説明していきましょう。まずは、サウンドなどのロード方法について紹介します。MPCには、DAWと同様に音源など検索できるブラウザが搭載されており、ブラウザではPROJECT、SEQUENCE、PROGRAM、SAMPLEの4つの階層ごとの検索が可能です。

ブラウザでPROJECTを選択した場合、プロジェクト・ファイル(PROGRAMとシーケンス・データを含む)のみが表示されます。動画では、プロジェクト内に含まれるデモソングのロード方法を紹介しています。

次に、プログラムとシーケンスのロード方法です。動画ではまず初めに、ドラムやピアノなどのサンプルを含むプログラムをロードして、次に4つのシーケンス・パターンをロードしています。さらに、ロードした4つのシーケンスを順番に再生させて、短めのデモソングを構成しています。

サンプルを差し替えてデモソングからトラックも作れる

MPCでは、ロードしたプログラムのサンプルを、別のサンプルに差し替えることができます。上部の動画で使用したデモソングのサンプルを別のサンプルに差し替えて、トラックの雰囲気を変えてみたいと思います。

動画では、デモソングの中でも印象が強いクラップをスネアのサンプルに差し替えて、キックをアコースティックなキックのサンプルに差し替えています。次に、最も印象的なピアノを、エレクトリック・ピアノのサンプルに差し替えています。

このような、自分好みのサンプルを使ってプリセットからトラックを作る方法は、MPCの構造を理解するのに役立ちますし、オリジナル・トラックのアイデアも生まれるので、とてもオススメです。サンプルを変えるだけで、トラックの印象が大きく変わったと思いますが、MPCの機能はこれだけではありません。

サンプルのパラメータの調整や、エフェクトを使用することで、さらに完成度の高いトラックに仕上がっていくわけですが、MPCの特徴的な機能については次回以降に。次回は、ドラムパッドを使用したビートの作成方法と、サンプルとノートのエディット方法について紹介しますので、お楽しみに!

ビートの作成方法とサンプルとノートのエディット方法をチェック

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