KORGやRolandによるビンテージ機の復刻やデスクトップサイズのシンセが注目を集めてきましたが、いよいよYAMAHAからも同様のコンセプトのシンセ「reface」シリーズがリリースされます。アメリカのYAMAHAのYouTubeチャンネルには、新製品のティザーとしてアーティストのファーストインプレッションを捉えた動画がアップされています。
出典:YouTube
新たにリリースされる4機種は次の通りです。
1976年に発売が開始されたエレクトリックピアノのCPシリーズを復刻した「CP」。大きめのノブがバランスよく配置されていて、ライブパフォーマンスにも使用できそうです。
1977年に発売が開始されたシンセのCSシリーズを復刻した「CS」。CSシリーズのアナログシンセとしては最後の機種となったCS01をイメージさせるスライダーが豊富に搭載されています。
YAMAHAを代表するFM音源方式のデジタルシンセDXシリーズを復刻した「DX」。1983年に発売されたDX7は、当時としては低価格なシンセとしてアマチュアからの指示も集め、大ヒットしたモデルです。DX7と同様に複数のボタンが配置されていますね。
1969年に発売が開始されたオルガンのYCシリーズを復刻した「YC」。ボディカラーには、YCシリーズの最初のモデルYC-10と同様に赤が採用されています。
各製品のサイズは530mm x 60mm x 175mmで、重さは1.9kg。37鍵のミニ鍵盤が搭載されています。各製品には、次のインプットとアウトプットが搭載されます。
- メインアウト(TSフォーンジャック、アンバランス)
- ヘッドフォン・アウト
- MIDI IN/OUT
- AUX IN(ミニステレオ・フォーンジャック)
- USB
- フットコントローラ IN
どのモデルもオリジナルと現代的なデザインがミックスされていて、とてもスタイリッシュですね。コンパクトなデスクトップサイズでなので、自宅スタジオからライブパフォーマンスまで幅広く使用できます。発売が楽しみな製品ですね。