Google GlassやApple Watchなどウェアラブルガジェットは何かと話題になりますが、音楽ガジェットも例外ではありません。
そこで過去に話題になったウェアラブルな音楽ガジェット3アイテムを今一度ご紹介します。
DrumPants
Kickstarterでファンディングに成功した「DrumPants」は、その名の通りパンツの中に装着するドラムキット。
ドラマーなら自分の太ももでリズムを刻んでしまうもんですが、専用のMIDIセンサーをパンツの中に装着してヘッドフォンをコントロールボックスに繋げば、ドラムセットを持ち運ばなくても、パンツを叩くだけでどこでもドラム演奏を楽しめるという代物。
パンツの中に限らずどこにでも装着可能で、シンセやギター、ピアノなどの音源を含んだ100以上のプリセットを備えており、専用アプリでトーン・ピッチ調整やカスタマイズエフェクトのインポートなど本格的な演奏にも使えそうです。
しかもMIDIやOSCに対応したアプリとも連携できるので、録音やループなどのコントロールやゲームのコントローラ、はたまたビジネスシーンにおけるプレゼン時の活用など、底知れぬポテンシャルを秘めています。なんだかノリノリな日常生活が送れそうですね!
Midi Controller Jacket v1.0
アノニマスなデザインチーム「Machina」が開発した体の動きに応じてMIDIコントロールできるスタイリッシュなジャケット「Midi Controller Jacket v1.0」。こちらも既にKickstarterで資金調達を成功したプロジェクト。
クラブシーンに溶け込む洗練されたデザインのこのジャケットには、指や腕のジェスチャーを感知するセンサーや加速度計が組み込まれていて、より感覚的なサウンドコントロールができそうです。
DAWとも連携できるうえに専用アプリでセンサーの割り振りをカスタマイズできる本格派。ジョイスティックやプッシュボタンも備えているので、DrumPantsと同様に音楽以外のシチュエーションでも利用できそうです。
完全に次世代をイっちゃってるこのジャケットなら、ダンスから音楽を生み出してしまうような新しい演奏表現も開拓されそうですね。一日も早く一般販売して欲しい(できれば冬に)!
Electronic Drum Machine shirt
こちらは既に一般購入が可能な音楽ガジェットTシャツ「Electronic Drum Machine shirt」。表面に描かれたドラムマシーンをタップすると音が鳴るというシンプルなガジェットです。
7つのパッドに9種類のドラムキット音源が用意され、オーバーダブにも対応した最大3分のループ録音機能もついて、日本円にして3,000円程度の販売価格というから驚き!
付属の小型アンプスピーカーを装着して外に繰り広げれば、どこでも気軽にパフォーマンスできます。動画のように、このTシャツを着てビートをループさせながらフリースタイルラップすれば、盛り上がること間違いナシ!
プレゼントにも喜ばれそうなこのTシャツ、電気部分は取り外して洗濯できるので安心ですね。ちなみにギターバージョンのTシャツも売ってるようです。
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どうでしたか?
以前から着用できる電子楽器を実験的なアーティストが自作使用していましたが、ここまでのクオリティのものが一般販売されていることから、音楽ガジェットもウェアラブルブームの波が確実に来ていることがわかりますね。
「道具としての楽器」という固定概念を打ち砕く「着用できる楽器」によって楽器演奏がより身近になり、「音楽」そのものが次のステップへと進化しているように感じます。
今後もウェアラブル音楽ガジェットから目が離せません!