シンセサイザーの動きを模倣して作られた映像と音楽を融合したビジュアル・ライブ

バーゼルにあるアートアカデミーの新キャンパスで行われたオープニング・コンサートSYNTHESIS。

SYNTHESISでは、ビジュアル用のシンセシス・エンジンのパラメータで、映像を直感的かつリアルタイムにコントロールして、シンセサイザーのような表現を模倣するシステムで映像とサウンドを融合させたアート作品を作り出します。

このSYNTHESISで行われたハードウェア・エレクトリックバンドのVITA ARTURのライブでは、Roland SH-201やKORG MS-20などのハードウェア・シンセサイザーとシーケンサーが使用されています。

出典:Vimeo

こちらの作品は、ワークショップに参加した学生がAmon Tobinのトラックに映像をシンクさせたライブです。

出典:Vimeo

どちらの作品も白と黒だけで表現されていますが、サウンドとのはまり具合と予測不能な動きで、ついつい見入ってしまいます。

このようなビジュアルとサウンドが融合したアプローチはアート性が高く、ライブの新しい形を提供してくれます。

視覚的にも楽しめるライブは、今後も進化を続けそうです。

参照:Creative Applications