UNIVERSAL AUDIO UAD-2 の躍進が止まりません。
ミックスの際、質の高いプラグインをたくさん使うとなると、ホストコンピュータへの負荷が大きくなりがちです・・・
現在でこそ比較的安価なコンピュータでもパワフルなものが増えてきていますが、一昔前のコンピュータのスペックではすぐにパワーの限界に達し、頭を抱えながらもなんとかやりくりをしていたものです。
そこへ “外部DSPプラグインシステム” が彗星の如く現れます。
出典:YouTube
これまで得られなかったレベルの高品位なプラグインを外付けの専用DSPで演算処理させることで、ミックス/マスタリングのクオリティアップと、ホストコンピュータへの負荷の軽減までをも両立してしまうという画期的なツールです。
このシステム、一見敷居が高く見えてしまいますが、業務スタジオさながらの世界が目の前のコンピュータ上に広がり、一歩踏み込んだ音創りを楽しめる、なんてやっぱりテンションがアガってきちゃいませんか?
UNIVERSAL AUDIOのUADシリーズは、動作の安定性と、アグレッシブにリリースされ続ける「ツボを押さえた」プラグイン群のリッチなキャラクター により、プロフェッショナルから趣味として日々音楽制作をエンジョイしていらっしゃる方まで、現在最も支持されているDSPプラグインシステムと言えるのではないでしょうか。
写真でしか見たことのないような貴重なビンテージコンプからモダンなディストーションユニットまで、その多くが実在するアナログハードウェアの銘機をオリジナルメーカーとともにプラグイン化、最近ではなんと、かのオーシャンウェイスタジオの”鳴り”までをプラグインにしてしまいました!
出典:HOOK UP
これまで、UAD-2シリーズはコンピュータとの接続規格のタイプ別にPCIeモデル、FireWireモデルのふたつのラインナップで展開をしていましたが、2014年10月、待望のThunderbolt接続モデル(Macのみ対応)をリリースします。
出典:HOOK UP
FireWire での接続はラップトップとはとくに相性が良く、気軽にUADプラグインを使えるのですが、その帯域幅ゆえに、プラグインの使用状況(組み合わせ)によってはDSPパワーを使い切る前にその「通り道」がいっぱいになってしまい、「DSPの余力はまだあるのにこれ以上プラグインを起動できない」といった状態が訪れる場合があります。
ThunderboltはFireWireの12倍もの帯域幅を持つパワフルな規格なので、帯域幅制限を気にすることなく、PCIeモデルと同様に、DSPパワーをフル活用できるというメリットが有ります。
しかも、UAD-2 Satellite Thunderboltには最大で8基ものDSPを積んだモデル”OCTO”までがラインナップされているので、1台だけでも相当凝ったミックスを行えるでしょう。
長年、様々なアーティスト、エンジニアから愛される、私達の耳に馴染み深いアナログギアが生み出すサウンドへの飽くなき探究心と、日々進化し続けるデジタルワールドへの果敢なチャレンジ精神が UNIVERSAL AUDIO の今日の躍進の原動力と言えるでしょう。
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トップ画像出典:HOOK UP