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CULTURE

あらゆるサウンドを音楽に変えるユニークなパフォーマンスでフロアを熱狂させる即興電子音楽家 Tim Exile

イギリスの即興電子音楽家Tim Exile。クラブミュージックの名門レーベル「Warp」「Planet Mu」などから作品をリリースする彼は、複数のMIDIコントローラでソフトを操り、実験的でユニークなサウンドでフロアを熱狂させます。独創的なアイデアでどんなサウンドでも音楽に変えてしまう彼の圧巻のパフォーマンスを収めた動画を紹介します。

まずはTim Exileの使用機材から。FACT Magazineにより製作された動画では、彼がMIDIコントローラでどのような操作をしているかを説明しています。

出典:YouTube

Red Bull Music Academyにより製作された動画では、Tim Exileが自身の音楽スタイルについて語っています。ビデオ中盤(2:58あたり)の蒸気機関車が蒸気を吐き出す音から音楽を作り出してしまうシーンに、彼の音楽スタイルが集約されています。

出典:vimeo

上記の動画にも映し出されていましたが、Tim Exileのサウンドのベースとなるのは彼自身の声です。ボイスパーカッションや歌声をサンプリングして、それらにエフェクトをかけて独創的なエレクトロニック・ミュージックを生み出します。

出典:YouTube

彼がサンプリングしたサウンドを劇的に変えてしまうエフェクトが気になりませんか?ご存知の方もいるかもしれませんが、Tim ExileはNative Instrumentsのエフェクト・ソフト「The Finger」と「The Mouth」の製作者で、これらのエフェクトが彼が生み出すユニークなサウンドにおいて重要な役割を果たしています。

The Fingerには、リアルタイム・サンプラー / トランスフォーマー、フィルター、ゲーター、ディレイなどの40以上のクリエイティブなエフェクトが搭載されています。Native Instrumentsにより製作されたThe Fingerの動画では、Tim Exile自身がパフォーマンスしています。

出典:YouTube

The Mouthは、どんなサウンドからもメロディーやハーモニーを作り出すことができるボコーダー、トークボックスのようなエフェクトです。The Mouthの動画でもTim Exileがパフォーマンスしています。

出典:YouTube

ライブパフォーマンスの醍醐味といえば即興ですよね。いくらでも仕込めてしまうソフトを使ったパフォーマンスでは、用意したサウンドを選択したり、エフェクトをかけたりするぐらいの内容になりがちです。しかし、自分の声や日常に潜むサウンドから音楽を作り上げてしまうエンターテインメント性の強い彼のスタイルは、ソフトを使ったパフォーマンスにおいては究極のスタイルといえるかもしれません。Tim Exileの自由なスタイルには、音楽本来の面白みが詰まっています。是非パフォーマンスの参考にしてみてはいかがでしょうか?

Tim Exileのホームページをチェック

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