自分がこだわりを持つ物において、自分だけの特別なアイテムを作りたいと言う思いを抱く人は多いのではないかと思いますが、これまでの製造システムにおいては大量生産型が主流で、小ロットでの生産はなかなかハードルが高い状況でした。
しかしインターネットの普及や3Dプリンターの登場などにより、小ロットでのオーダーが可能となった現代では、カスタムオーダーへの注目度が高まっています。
音楽においても自分のトラックをレコードにしてみたいと思うクリエイターは多いはずです。
そんなレコードの制作を身近にしてくれるカッティングマシーンThe DRC (Desktop Record Cutter) のプロジェクトがKickstarterで開始されています。
出典:Vimeo
ビデオでは市販のターンテーブルが使用されていますが、実機ではmachina.proの開発したハイトルクなターンテーブルが搭載されるそうです。
レコードのカッティングに必要な機能もこのシステムに組み込まれていて、機能的にも優れた製品のようです。
The DRCは、オーストラリアのmachina.proにより開発中で、目標金額の$10,000 AUD(オーストラリアドル) の達成により商品化され、市場価格US$6,500で販売される予定です。
パソコンから離れたいDJや、自分の音源をレコードにしてみたいと言うクリエイターの願いを身近な物にしてくれるThe DRCの詳細はKickstarterで確認できます。
ご興味のある方はぜひチェックを!
トップ画像出典:machina.pro