音楽機器を制御する信号の代表的な規格としてMIDI信号があげられますが、その他にもテクノロジーの進化と共に多くの信号が開発され使用されています。
パソコンでの制作が主流の現代では、コントローラやインターフェイスを接続する端子としてUSBが一般的ですが、たとえばアナログシンセとソフトウェアの同期で困った経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
過去と現在をつないで新たな可能性を提供してくれるのが、音楽信号のマルチプラットフォームTeenage Engineering「Oplab」です。
Oplabは、USBデバイスインプット、USBホスト、MIDI In/Out、DIN Sync Out、CV In/Out、Gate In/Out、Digital Inを搭載しています。
これにより、iPadとOplabをUSBで接続し、OplabからCV信号を送ってアナログシンセをコントロールすることもできます。
出典:YouTube
Oplabの魅力は、あらゆるデジタル機器をつないでくれるだけではありません。同社のドラムパッドのTap、加速度式のセンサーのFrip、圧力センサーのPokeがセットになったSensor Seriesと組み合わせるとオリジナルのコントローラも作成できます。
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Oplabを使うとキッチン用品だってドラムになります。
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こちらはかなりマニアック度が高くなりますが、ブレッドボード、トランジスタを使用すると人も楽器になってしまいます。
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学校でもこんな授業をやったら盛り上がりそうですね。
テクノロジーを駆使して新たな楽しみを与えてくれる製品のリリースが目立ちますが、Oplabは実用性と実験性を兼ね備えており、制作とパフォーマンスにおいてたくさんの可能性が秘められています。
OplabはTeenage EngineeringのWEBサイトにて$299で販売中です。
DIY精神に火がついた方はぜひ!