スクラッチといえばターンテーブルとミキサーを使って行うパフォーマンスですが、Jeremy Bellはカセットテープとカセットプレイヤーを改造した自作の楽器「ScrubBoard」でスクラッチを行います。
出典:YouTube
動画の右側に配置されているのが、カセットテープとカセットプレイヤーのヘッドを使ってスクラッチ音を作り出す装置で、レコードとターンテーブルの役割を果たしています。左側に配置されている装置はミキサーの役割を果たしており、レコーディングしたギターの音とスクラッチ音を素早く切り替えることができます。
こちらの動画ではプロトタイプのScrubBoardが紹介されており、その機構がわかりやすく確認できます。
出典:YouTube
Jeremy Bell曰く、楽器の制作に加えて、かなりの演奏練習をしたとのこと。正確なパフォーマンスのためには、それなりの練習が必要そうですが、オーディオ素材を録音してすぐにスクラッチ・パフォーマンスできるのはかなり魅力的ですね。
引用元:Synthtopia