自分のトラックにスクラッチのサウンドを加えたいと考えたことのあるクリエイターも多いのではないでしょうか?しかし、スクラッチを味付け程度に加えるために、高額なDJツールを購入するのも現実的ではないですし、持っていてもセッティングするのが面倒というケースも多いはずです。そんな、ちょい足し型のスクラッチ・サウンドをお求めのクリエイターにオススメなのが、Stagecraft Softwareのプラグイン・ソフト「Scratch Track」です。
VSTに対応したScratch TrackはDAW上のプラグインとして使用でき、お好みのサンプルをスクラッチしてレコーディングすることができます。
出典:YouTube
動画では、Scratch Trackをターンテーブルでコントロールしてスクラッチしていますが、これでは手軽に欠けてしまいますね。そこでオススメなのが、iPhoneとiPadに対応したDVS(デジタル・バイナル・システム)コントローラ・アプリ「Tonetable」。Tonetableはとてもシンプルなデザインで、お好みのサウンドを再生させて、スクラッチ・コントロールするという分かり易い仕様です。
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ユーザーは、iPadとオーディオインターフェースを1本のオーディオケーブルでつなげるだけで、ソフトウェアをコントロールすることが可能になります。
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TonetableでScratch Trackをコントロールしてスクラッチするとこういう感じです。
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これまでは、トラックにスクラッチのサウンドを使用するにはオーディオで直接レコーディンするケースがほとんどでしたが、Scratch TrackによりスクラッチをVSTプラグインとして使用するという新たな発想が生まれたわけですね。最近ではジャンルの融合化が進み、幅広いジャンルでクラブミュージックの要素が取り入れられていますが、Scratch Trackならクラブミュージック的な要素として最も分かり易いスクラッチを手軽に用いることができ、表現の幅を手軽に広げられますね。
Scratch Trackの価格は35ドル、Tonetableの価格は¥960と2つを揃えるなら¥5,000程度となりますが、それでもプラグインしてスクラッチ・サウンドをレコーディングできるなら、有りな価格ではないでしょうか。