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レコードの製造コストと納期の遅れが解消される!?世界初の全自動レコードプレス工場が今秋設立

先日の記事でイギリスにおける今年のレコードの販売枚数が、過去28年間で最高を記録する勢いであることを紹介しましたが、レコードの販売枚数は世界各国で増加しており、結果として、レコードの生産が追いつかないという問題が起きています。

その抜本的な解決策となるかもしれない、新たなマシンがHand Drawn Recordsの導入した「WARM TONE」です。ダラスを拠点にレコード・プレスサービスを行うHand Drawn Recordsは、今年の秋に世界初の全自動レコードプレス工場を設立します。

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ストリーミングを除けば、レコードは唯一成長している音楽メディアで、アーティストにとって利益をもたらす唯一のメディアと言っても過言ではありませんが、製作コストが掛かり、納期の大幅な遅れも発生してしまうという問題を抱えています。これは、レコードの販売が好調であるにも関わらず、新しいプレス工場が作られないため、需要に供給が追いついていないためです。

多くの需要があるにもかかわらず、新しい工場が作られない理由の一つとして、投資家がレコードムーブメントが単なるブームなのか、それとも長期的なものなのか、判断できないところにあるようです。とはいえ、ここ10年ほどのレコードの販売枚数は右肩上がりです。

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そこでHand Drawn Recordsは、世界初の自動プレス施設を建築することを決定しました。海外メディアDigital Music Newsに、Hand Drawn Recordsの設立者Dustin Blockerのコメントが掲載されています。

世界初の自動プレス工場で、注文から発送までの全工程を簡潔できるはずだ。ミュージシャンにもっとレコードを作って欲しいと願っていたが、ミュージシャンは自分の音楽や、自分のファンとつながることに興味があるのであって、レコードの製造工程を学びたいわけではない。新たな工場は、レコード製作の手間を完全になくすことができるだろう。

サービスの詳細はまだ伝えられていませんが、もしかしたら、アマゾンで日用品を買うように、インターネットからレコードプレスの注文ができて、自宅に届くという簡潔なフローが構築されるかもしれません。製造の全自動化は、コストダウンと納期の短縮化が期待できます。そうなると、すべてのミュージシャンにとってレコードの製作が身近なものになりそうですね。

引用元:Digital Music News

画像出典:Hand Down Records

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