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Red Bullミュージックアカデミーで制作プロセスを語るFOUR TETの使用機材

アーティストや著名人によるセミナーやスタジオ・セッション、クラブなどで開催されるイベントなどのとても濃密な日々を体験できるRed Bull Music Academy(以下RBMA)。

RBMAは、世界中からの数千通を越える応募から選ばれたプロデューサーやDJだけが参加できる、世界で最高峰の音楽アカデミーです。

2013年にニューヨークで開催されたRBMAにおいて行われた、ポップなメロディと独特のプログラミングで人気のアーティストFour Tetのセミナーをご紹介します。

出典:YouTube

PCに「acer」などWindowsノートを使っているところが興味深いところですね。

他の使用機材は次の通りです。

  • シーケンサー:Ableton/Live
  • オーディオ編集ソフトウェア:Cool Edit Pro*
  • MIDIコントローラー:monome/sixty four
  • オーディオ・インターフェイス:Native Instruments/Audio 2 DJ**
  • サンプラー:RedSound/SoundBiteXL
  • サンプラー・エフェクター:BOSS/SP-303***
  • DJミキサー:Pioneer/DJM-900nexus

Liveのオーディオ・クリップなどをmanomeでコントロールし、サウンドはAudio 2 DJから出力されています。

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Cool Edit Proはサンプル・プレイヤーとして使用し、そのサウンドをSP-303へ出力してエフェクトをかけています。

SoundBiteはDJM-900のヘッドフォン・アウトからの出力を入力してサンプリングしています。

全ての出力をDJM-900にまとめ、DJM-900のエフェクターも多用しています。

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使用機材は至ってシンプルですが、使用方法がかなり特殊です。やはり機材よりもアイデアと言うことなのですね。

*現在Cool Edit ProはAdobe AuditionとしてAdobe/CSシリーズに含まれています。
**Native Instruments/Audio 2 DJは生産完了品です。後継機種はTRAKTOR AUDIO 2となります。
***BOSS/SP-303は生産完了品です。後継機種はSP-404SXとなります。

アイキャッチ画像出典:Red Bull Music Academy