Pioneerが老舗シンセメーカーDave Smithとコラボしたサンプラー『TORAIZ SP-16』を発表

Pioneer DJから、ハードウェア・サンプラー「TORAIZ SP-16」が発表されました。TORAIZ SP-16には、ステップシーケンサー/モジュレーター、16個のパフォーマンス・パッド、7インチ・タッチディスプレイが搭載れており、サンプルを組みわせてトラックを構築する、現代的な制作環境にフォーカスしたプロダクトです。

TORAIZ SP-16には、なんと、PROPHETシリーズでお馴染みのシンセ・メーカーDave Smith Instrumentsのアナログ・フィルターが搭載されています。「Prophet-6」で採用されているアナログ・フィルター回路が搭載されており、味わい深いサウンド・メイキングを可能にしてくれます。

出典:YouTube

TORAIZ SP-16には、8GBのフラッシュメモリが搭載されているので、トラックで使用するライブラリの管理も本体内で行えます。

PioneerとDave Smithの意外すぎるコラボにより誕生したTORAIZ SP-16は、サンプル・ベースの制作に特化した直感性を兼ね備えており、ライブパフォーマンスにも使えそうです。発売は2016年8月上旬予定とのことで、クラブミュージックのクリエイターには、特に注目のプロダクトとなりそうです。

主な仕様

  • 入力端子:LINE × 2(1/4″ TS)
  • 出力端子:LINE × 8(1/4″ TS)Headphones(1/4″ stereo)
  • その他の端子:USB A, USB B, LINK(LAN), MIDI(DIN IN/OUT)
  • ディスプレイ:7 インチ・タッチパネル・フルカラーLCD
  • 再生可能ファイル :WAV, AIFF(16 bit / 24 bit, 44.1 kHz)
  • 外形寸法(W x D x H):436.5 x 261.2 x 74.3 mm
  • 重さ:3.2 kg

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画像出典:Pioneer