もうすぐ4月、春ですね。新生活シーズンの春は、何かを始めるのにはいい季節。そんな季節に音楽を作ることを趣味にしてみるのはいかがでしょうかと言うことで、これから音楽を作り始める人にオススメしたいパッドコントローラを同梱したドラムマシン・ソフトを紹介します。初めての人にオススメする理由は、トラックを直感的で簡単に作れるからです。パソコンでトラックを作るのに必要な機能を搭載したソフトウェアのことをDAWと呼びますが、一般的なDAWは機能が豊富で初めての人が扱うにはちょっと難しいかもしれません。
基本的にドラムを作ることに特化しているドラムマシン・ソフトは、機能がシンプルで初めての人でも分かり易くなっています。ここで紹介するドラムマシン・ソフトにはベース、シンセサイザー、生楽器のサウンドが搭載されていて、パッドを叩くだけで直感的にトラックを作れます。さらに専用のパッドコントローラなので、初めての人がつまずき易いコントローラの設定もいりません。
それでは各ドラムマシン・ソフトの特徴について見ていきましょう。
1. NATIVE INSTRUMENTS『MASCHINE 2』
パッドコントローラを同梱したドラムマシン・ソフトの元祖『MASCHINE 2』。MASCHINE 2には3つのタイプのコントローラが用意されていて、用途に合ったコントローラを選択できます。
さらに音楽ジャンルごとに分けられたサンプルのキットもリリースされていているので、スタイルに合った音源を増やしていけます。
MASCHINE STUDIO
MASCHINEファミリーのフラッグシップ『MASCHINE STUDIO』は、自宅やスタジオでの制作に最適です。ソフトウェアの情報を表示させる2つの大型ディスプレイによりパソコンの画面を見なくても作業ができます。MASCHINE STUDIOはMASCHINEの中で最も操作性に優れたコントローラです。
出典:YouTube
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MASCHINE
MASCHINEファミリーのスタンダードモデル『MASCHINE』は、自宅やスタジオでの制作とクラブなどでのライブパフォーマンスの両方に対応したユーティリティなコントローラです。
出典:YouTube
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MASCHINE MIKRO
MASCHINEファミリーの中で最もコンパクトな『MASCHINE MIKRO』は、モバイル性に優れたコントローラです。上位2機種に比べてソフトウェアをコントロールするためのパッド、ボタン、ノブが少ないので操作性では劣ります。
出典:YouTube
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2. ARTURIA『SPARK LE』
コンパクトな『SPARK LE』は、自宅やスタジオでの制作とクラブなどでのライブパフォーマンスの両方に対応したユーティリティなコントローラです。コントローラには、8種類のエフェクトを簡単にコントロールできるXYパッドが搭載されていて、作成したトラックのサウンドを劇的に変化させることができるので、エレクトロニカやIDMといった特殊なジャンルの制作にも向いています。
出典:YouTube
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3. AKAI『MPC RENAISSANCE』
ドラムパッドと言えばAKAIのMPCシリーズです。MPCによりドラムパッドが誕生した訳ですが、サンプラーの名機と言われるMPCの遺伝子を受け継いでソフトウェア化されたのが『MAC RENAISSANCE』です。機能はとてもシンプルで、HIP HOPの制作ににオススメです。
出典:YouTube
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機能がシンプルなドラムマシン・ソフトは、パソコンを使ったトラック制作の基本を学ぶのに最適で、一般的なDAWへステップアップする場合につまづくことも少ないはずです。
専用のコントローラを使ったワークフローは、スムーズなトラックの制作環境を手に入れられるので、初めてでもストレスなく制作できます。
この春から音楽制作を趣味の1つに加えてみませんか?