ニュージーランドを拠点に活動するアンビエント・ミュージックのミュージシャンNigel Stanford。彼の最新アルバム”Solar Echoes”からのファーストシングル”Cymatics”のミュージックビデオが、音楽とサイエンスを融合させた、アート作品として注目を集めています。
出典:Vimeo
とても美しい作品ですが、どれもCGではなく実際に作り出された映像です。
ビデオではトーン・ジェネレーターを取り付けたメタル・プレートに砂を振り掛けて、各周波数帯による幾何学的パターンを発生させたり、オイルを張った容器にスピーカーやシンセから出力されるサウンドの各周波数帯から波紋を作り出しています。
出典:Vimeo
最後はプラズマを発生させてトランシーなシンセサウンドとの融合を見せていますが、どのシーンも楽曲のテンションに合っていて、素晴らしい作品に仕上がっています。
周波数帯による振動がこれほどまでに美しいビジュアルを作り出すと言うことに驚きですね。