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CULTURE

ビートやベースを個別に操って新たなトラックを生み出せる話題のオーディオ・フォーマット『Stems』のイベントレポート

Native Instrumentsが提唱する新しいマルチトラック・オーディオ・フォーマット「Stems」。DJに新たなテクノロジーを注ぎ続けるソフトTRAKTORで使える新フォーマットのStemsについては、多くのメディアで取上げられていたのでご存知の方も多いかと思います。このStemsの可能性を体感できるイベント「Native Session – Exploring Stems」が、8月28日(金) にYouTube Space Tokyoで開催されました。華やかな雰囲気で開催されたNative Sessionのイベントレポートをお届けします。

まずは、このイベントの主役Stemsについて簡単な説明を。Stemsとは、たとえば、ドラム、ベース、メロディ、ボーカルの4つの異なる音楽要素を含んだオーディオ・フォー マットで、個別の音楽要素に対して操作を加えることができので、リアルタイムにトラックをマッシュアップして新しいミックスを生み出すことができます。使用イメージはこのような感じです。

出典:YouTube

Stemsは、動画でも使われている専用のコントローラ「TRAKTOR KONTROL D2」や「TRAKTOR KONTROL S8」を使用することで、本来のプレイを楽しむことができます。イベントでは、これらのコントローラに実際に触れられる展示スペースが設けられており、熱心なユーザーがその魅力を実感していました。

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そして、PCDJに精通する、モーリー・ロバートソンやWasabeatのチーフディレクター和田 哲郎、イベントのゲストDJも務めたKO KIMURAとDMC世界チャンピオンのDJ Shifteeによるパネルディスカッションが行われ、Stemsの未来について語られました。

パネルディスカッションの後には、KO KIMURAさんがTRAKTOR KONTROL D2を使用して、DJプレイを披露。続いて、DJ Shifteeによるスペシャル・ライブパフォーマンスが行われました。

今回のイベントを体験してみて、リアルタイムにトラックをマッシュアップできるStemsは、DJとライブの垣根を無くしてくれる、次世代のオーディオ・フォーマットだということが分かりました。あとは、このStemsに対応した音源がどれくらいリリースされるかということが重要になります。

多くのStems対応の音源がリリースされることで、好みのトラックのビートに他のトラックのメロディをミックスしたりと「あのトラックのこのサウンドだけ使いたい」ということがDJプレイで可能になります。ミックス重視のDJにはたまらないプレイが楽しめるStemsの今後の広がりが注目されます。

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