ヨーロッパ最大の楽器ショーMusikmesse 2014に集ったシンセ・マニアを魅了した、ハードウェア・シンセサイザーのブースを巡るビデオツアーの後半。
Vol.2では、シンセ大国ドイツを代表するシンセサイザーメーカーのMFBとDOEPFERのブースと、3次元でサウンドをコントロールする不思議な楽器をご紹介します。
MFB
コンパクトなセミモジュラー製品を中心に開発する、ドイツのガレージメーカーMFBのブース。こちらのビデオではアナログ・シンセサイザーのDominion 1の各パラメータの効果が分かりやすく紹介されています。
出典:YouTube
DOEPFER
現代のアナログモジュラー・シンセサイザーのスタンダードとも言える「A-100」シリーズの製造メーカーDOEPFERのブースでは、「A-100」シリーズの開発者Dieter Doepferが、その機能について紹介しています。いわゆるドイツ的なサウンドが印象的です。
出典:YouTube
HAKEN AUDIO
Musikmesse 2014において最も斬新なデザインかと思われるシンセサイザーのContinuum Fingerboard。Lippold Hakenによって設計されたContinuum Fingerboardは、鍵盤部に特殊なテキスタイルを使用して、3次元の連続的なコントロールを可能にしています。
演奏方法に自由をもたらしてくれる素晴らしい発想のシンセサイザーです。
出典:YouTube
VERBOS ELECTRONICS、MFB、DOEPFERのようなモジュラーシンセは、シンセにおける普遍的な要素のなかで独自の進化を続け、Basti Instruments、MacBeth、HAKEN AUDIOは、現代のテクノロジーを取り込むことで、新たな表現方法を可能にしてくれます。
普遍的な要素とテクノロジーの融合による、今後のハードウェア・シンセサイザーの進化から目がはなせません!