レーザーカッターでカッティングされた木製レコード

3Dプリントでレコードを制作したアマンダ・ギャサエイが、今度はレーザーカッターを使用して木製レコードを制作。この木製レコードは、レーザーカッター用のベクター・グラフィックを作るために、デジタルファイルからMP3を作成。これをPDFファイルに変換して、レーザーカッターで刻んでいきます。


 
レーザーカッターでは、プレス式のレコードのように細い溝を刻むことができず、溝幅はレコードに比べて10倍となるため、片面に収録できる曲の長さは3分程度とのことです。


 
プレス方式で作られたレコードと同様に、針がレコードの内周に行くに連れ音質は劣化して行くのですが、木製レコードでは劣化の具合がわかりやすく聴き取れます。

レコード溝の繊細な凹凸をビジュアル化して木に刻んでしまうとは驚きです。近い将来、この技術を応用した新たなカッティング技術が誕生するかもしれませんね。