KORGからまたしても、おもしろアプリがリリースされました。KORGを代表するアナログ・シンセMSシリーズを思わせる「iDS-10」は、アナログ・シンセ、ボイス・シンセ、アナログ・ドラムマシンを搭載したシンセ・アプリです。アプリ名を見てピンと来た人もいるかもしれませんが、iDS-10はニンテンドーDSで人気を博したシンセ・ソフトをモチーフに作られていて、誰でも遊び感覚で音楽を作れます。このiDS-10で、お手軽トラック制作にチャレンジしてみたいと思います。
操作はシンプル。音作りからトラック制作までおまかせ
iDS-10には、2つのシンセトラック、スマホのマイクで録音した自分の声や、テキストで入力した言葉をロボットボイスにして遊べるボイスシンセ、キック、スネア、ハットなどの6つのドラム音源で構成されるドラムシンセの、4つのトラックが搭載されています。各トラックには、ステップシーケンサーが搭載されていて、ステップシーケンサーにタッチするだけで、トラックができてしまうという、いかにもKORGらしい遊べるアプリです。
それでは、iDS-10のデモソングからトラックを作っていきましょう。
タッチだけでいけてるビートに。ドラムシンセがとっても手軽
まずはビートから。ドラムシンセのトラックでは、6つのドラム音源(キック、スネア、ハイハット1、ハイハット2、タム、パーカッション)でビートを作れます。それでは、ステップシーケンサーで一気にビートを作り上げてみます。
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いろんな音を作れるシンセサイズも難しくない
次に、シンセのパターンを作ってみます。シンセトラックには、メジャー、マイナー、メジャーブルース、リュウキュウなどの9つのスケールが用意されています。お好みのスケールを選択することで、メロディを外すことなくパターンを作ることができます。ここでは「マイナー1」を選択して、メロディを入力してみます。
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次に、iDS-10の醍醐味シンセサイズで、シンセのサウンドを変えてみます。動画では、Filterのカットオフ、ピーク、EG、リリースをコントロールして、サウンドを可変させています。
KORG iDS-10 Edit #シンセ#アプリ #音楽 soundropeさん(@soundropecom)が投稿した動画 –
言葉をいじりまくれるボイスシンセはかなり遊べる
次に、テキストを入力して、ボイスシンセで遊んでみます。テキストは「soundrope」と入力します。
あとは、鍵盤を弾くだけで「soundrope」がロボットボイスのように発音されます。入力したテキストは、ステップシーケンサーでパターンを作ったり、サウンドを変化させたりして遊ぶことができます。
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iDS-10の機能をフルに使っていじり倒すのがおもしろい
ここまでは、iDS-10の機能や操作性を紹介するために、ちょっと上品にパフォーマンスをしてきましたが、最後に、iDS-10の本当の面白さを伝えるために、とにかくやりたい放題にいじり倒してみたいと思います。こちらの動画では、デフォルトの状態からパターンを作り、iDS-10の機能をフルに生かしてパフォーマンスしています。
ゲーム感覚で遊べる本格派。謎のミステリーページにもワクワク
iDS-10を色々といじってみましたが、これまでのアプリにはない楽しさと表現力の凄さを感じました。タッチするだけで曲っぽくなるし、いくつかのパラメータをコントロールするだけでサウンドが劇的に変化するという手軽さは、シンセの入門にも最適で、誰でも楽しめます。手軽なだけではなく、厳選されたパラメータで本格的なサウンドメイキングも楽しめるので、クリエイターにもオススメのツールです。
どんな言葉でもシンセにできるボイスシンセは、友達とも盛り上がれそうです。また、何かの操作を行うとアイコンが1つずつクリアされて、
遊べる本格派シンセアプリiDS-10は通常価格¥2,400ですが、2015年12月28日まで50%オフの¥1,200の購入できます。この機会をお見逃しなく。