セレブ感MAX!ホテル型ディスコイベントがだいぶアツイという話。

今ホテルでディスコが、かなり来ているというお話

今ホテルの大宴会場などで行われる DISCO がかなり来ているのはご存じだろうか?バブル世代を中心に、ディスコやクラブではなく、ホテルの宴会場を舞台にしたディスコイベントが30代から60代の大人の年齢層を中心に、1970年代、1980年代を中心としたディスコ系の楽曲で大いに盛り上がっているのだ。
今回はなぜホテルでディスコが今人気なのか?背景とその理由を探っていきたいと思う。

バブルがちらつくフェーズに入ってきている日本経済

日経平均 出典:yahoo japan

長らく低空飛行を続けてきた日本経済だが、マクロ的には長い不況のトンネルを抜けつつあることが数字上では明らかである。株価も民主党政権時代に日経平均7,000円台だったことは今では思い出せない所まで来ていて、2015年春には15年ぶりに一時20,000円台を突破した。

20年足 出典:yahoo USA

しかし、上記のチャートを見ていただくと、1989年には日経平均は40,000円台近くにもなっており、この様に改めてみるとバブルがいかに壮絶だったかが理解できる。
しかし、チャートの傾斜角度に注目すると、2012年衆議院選挙安倍政権の誕生と共に上がり続けている指標は、過去の日経平均の流れに着目しても、なかなかの物である。企業の内部留保や、外国人投資家の下支え、投機マネーの逃げ場など色々な要因もあって、個人消費や国民の景気に対する実感はさておきとにかくマクロ的には、日本経済が上向いているという事に異論を唱えるものはほぼ皆無であろう。

微かなバブルの匂いと共に再び熱を帯びてきているディスコ世代

出典:OTAIRECORD

音楽シーンと経済の指標における相関関係の是非はともかく、歴史的に見ても経済がカルチャーに与える影響は間違いなく存在している。景気が良い時には、嗜好品が良く売れたり、装飾が華美な方向になったり、スペックが過剰な製品が登場したりする現象が国を問わず起こる。

14世紀イタリアで始まった文化運動ルネサンスの主要な舞台となったフィレンツェにおいても経済的な充実、生産力の発展にともなう富の蓄積、都市の繁栄により近代ブルジョワジー階級が登場しパッツィ家、メディチ家らが大いに文化を牽引している。芸術性のクォリティは別の次元であるが、とにかく経済が発展すると華やかな文化が登場するのは自然な流れと言えよう。

昨今の日経平均の上昇と共に、再び今注目されているのがディスコカルチャーである。今80年代バブルを大いに謳歌した40代、50代が再びディスコに足を運び始めている。子育てがひと段落した「本気の遊び」を知っている世代がダンスフロアに回帰しつつあるのだ。ある40代、50代をターゲットにした女性ファッション誌でも、ディスコ内でのファッションスナップ特集を行ったりと、ディスコシーンの注目度の高さが感じ取れる。

シティホテル、高級ホテルが開催するディスコイベントが面白い!

実際に私の所属している OTAIRECORD も ANA CROWNE PLAZA HOTEL GRAND COURT NAGOYA の大宴会場で行われるディスコイベント「GRAND COURT DISCO」に協力をさせてもらっているのだが、毎回熱量が半端なく、普段味わえないような非日常の世界を感じさせてくれる。参加者も、日常を忘れて思い切り楽しんでいるし、ダンスクラシックや80年代ポップス、ユーロビートなどで大いに盛り上がっている。
また、シティホテルの洗練された高級な雰囲気がしっかりディスコに求められるものとマッチしているので、ディスコとホテルというのは実は大変相性が良いのである。

GRAND COURT DISCO でも、毎回装飾には大変凝っており、来場客の気分を毎回高揚させることに成功している。
過去には上記の写真のようにフェラーリが展示されたこともあったほど徹底しているのである。
また、来場者の話を聞くと、遊びに行きたいけれど、クラブには及び腰になってしまうし、ディスコに行くのもブランクがあっていきづらいけど、ホテルで開催されるディスコイベントなら、大変遊びに行きやすいという意見がかなり多い。そういった理由でホテルが行うディスコは今大変盛り上がっているのである。
経済の背景や80年代バブル組のパワーなどにより繰り広げられる華美な世界を soundrope 読者も是非注目してみてほしい。

grand court disco出典:ANA CROWNE PLAZA HOTEL GRAND COURT NAGOYA

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