世界で最も売れているDJアプリ「edjing」の最新版が発表されました。今回の大きな変更はiOS 10への対応、サンプラーの搭載、そしてDVSへの対応です。
一新されたインターフェイスには、DJプレイに必要な機能がシンプルに配置されており、画面を切り替えることなく全ての機能にアクセスできるので、ミックスしながらエフェクトを加えたり、サンプラーを使ったりといった複雑なパフォーマンスも容易に行うことができます。
出典:YouTube
その他のDJアプリと同様にDJコントローラを使用したDJプレイはもちろんですが、edjingはDVSにも対応。オーディオポート経由でターンテーブルを接続して、edjingをコントロールすることができます。
ミックスやスクラッチには欠かせないクロスフェーダーには、同社が発売しているブルートゥース対応の「Mixfader」を使用することもできるので、コンパクトなDVS環境を構築することができます。
さらにiOS 10に対応したことで、新しいCore Audioエンジンのアドバンテージを得られるので、より高音質でのDJプレイが可能。複数のアプリを同時に立ち上げてサンプリングしたりすることもできます。
iOSアプリでありながら本格的な機能を搭載したedjingは、現場での使用にも十分耐えることができます。PCDJにありがちなトラブルの際に使用するバックアップ用として持ち歩くのも良いかもしれませんね。