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FEATURE

クラウドファンディング目標達成!ダブプレートサービス『CUT&REC』の製作工程をご紹介

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soundropeが手掛けるダブプレート・サービス『CUT&REC(カット・アンド・レック)』。クラウドファンディング・サービス「Makuake」でのプロジェクト開始以来、オリジナル・ジャケット付きのレコードが、どのように作られているのかという質問を受けることがよくあります。

確かにデジタル全盛の現代において、「レコードって作れるの?」という素朴な疑問をお持ちの方も多いかと思いますので、ここではCUT&RECのアナログレコードの製作工程をご紹介します。レコードのカッティングから、ジャケットの製作まで。CUT&RECのハンドメイドへのこだわりをご覧ください!

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レコード盤のカッティング

まずはレコード・カッティングの工程を紹介します。CUT&RECのアナログレコードは、WAV、AIFF、MP3などのオーディオ・ファイルを元に作成します。主な行程は次の通りです。

  1. カッティングする音源をDAWに貼り付けてサウンドチェック
  2. コンプレッサーやEQを使って楽曲のボリュームや周波数特性を調整して、レコードに最適なサウンドに仕上げる
  3. レコードのブランク盤をターンテーブルにセットして、カッティングに最適な温度に温める
  4. ブランク盤が最適な温度になったら、オーディオ・ファイルを再生させてカッティング開始。カッティング直後の溝に再生針を落として、針飛びなどの問題がないかを確認しながらカッティング
  5. カッティングしたレコードを再生確認用のターンテーブルでリスニングしてクオリティ・チェック
  6. センターレーベルを貼り付けて作成完了

その他にも細かな作業はありますが、大まかには上記の工程を経てレコードが作られます。これら一連の流れをタイムラプス動画でまとめてみたのでチェックしてみてください。

CUT&RECのカッティング・システムはご覧の通りとてもシンプルで、DAWからカッティング用の針先まで、必要最低限の機材のみ使用しています。ハードウェアのコンプレッサーやミキサーなどを経由させるという選択肢もありますが、そこで問題になるのがノイズです。

最大でも20kHzまでしか収録できないレコード盤に、なるべく原音に近い状態でカッティングするためには、高域を持ち上げる必要があるのですが、高域を持ち上げることでもれなく付いてくるのがノイズです。このノイズを極力抑えるためにCUT&RECでは、シンプルなセッティングを選択しています。

厳選したハードウェア機器と、エフェクト・プラグインを使用することで、原音に忠実なカッティングを実現しています。

レコードジャケットの製作

レコードの製作工程は、海外プレス工場の動画がYouTubeなどにアップされているので、なんとなくお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、レコードジャケットの製作工程が紹介される機会はほぼ皆無。どのように製作されるのかいまいちイメージできないという方も多いかと思いますので、CUT&RECのレコードジャケットの製作工程をご紹介。

CUT&RECのジャケットは、JPG、GIF、PNGの画像ファイルフォーマットで入稿されたデザインデータから作成されます。主な行程は次の通りです。

  1. 入稿されたジャケット・デザインをチェック
  2. 印刷機でジャケット・デザインを出力
  3. 出力されたジャケット・デザインの表面にラミネート加工を施す
  4. ジャケット・デザインが印刷された用紙と厚紙を貼り合わせ
  5. ジャケットを組み立て可能なサイズにカット
  6. 綺麗に形成できるようにジャケットに折り目を入れる
  7. ジャケットを組み立てて完成

ジャケット製作の一連の流れもタイムラプス動画にまとめてみました。

大量生産されるレコードのジャケット製作工程とは異なりますが、動画に映し出されている工程を踏むことで、CUT&RECでは一枚からのオリジナルレコードの製作を可能にしています。

このようにして製作されたジャケットにレコードを挿入すると、世界にたった一枚だけのオリジナルレコードの完成です。こちらの動画で再生されている音源は、カッティングしたレコードから録音したものを使用しています。

レコードに針を落とした瞬間に蘇る良き思い出。レコードでしか得ることのできない音楽と向き合うという素敵な時間。CUT&RECがお届けするオリジナルレコードで、かけがえのないひとときを体験してみてはいかがでしょうか。

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