ルービックキューブのパズルを解いてトラックのパターンを作成する頭脳派向けシーケンサー

シーケンサーのグリッドに見立てられた16個のルービックキューブを使って曲のパターンを作成する『CubeSequencer』。スウェーデンのHAKAN LIDBO、PER-OLOV JERNBERG、ROMEO BRAHASTEANUにより開発されたCubeSequencerは、ルービックキューブの上部に設置されたカメラでルービックキューブのカラーの配置を読み取ってサウンドを発音します。

CubeSequencerはルービックキューブの横一列が一つのトラックになっています。4×4のルービックキューブが4つ使用されているので、CubeSequencerは16ステップのシーケンサーと言うことになりますね。ルービックキューブには6つのカラーが使用されていて、カラーごとに異なるサウンドがアサインされています。

出典:YouTube

立方体パズルのルービックキューブは各面を同じ色に揃えるのが一般的な遊び方ですが、CubeSequencerの場合カラーを揃えてしまうと、サウンドで埋め尽くされてしまって、音楽的にはよろしくなさそうですね。よって動画のようにサウンドが発音されない黒の割合が重要になってきそうです。

ルービックキューブを解いて思い通りにパターンを作成しようとすると曲づくりが進まなそうです(笑)。CubeSequencerはランダムに色々なパターンを作り出すこともできるので、偶然的な要素を楽しむ方が効率的かもしれませんね。