Pure Dataサウンドエンジンとプロセッサー、メモリーを搭載した新しいスタイルの鍵盤楽器「Organelle」の国内販売が、いよいよ開始されます。「Organelle」は、Pure Dataで作られたパッチを読み込むことで、シンセサイザーやアルペジエイター、シーケンサーやドラムマシン、さらにサンプラーやエフェクターとしても使用することができます。
「Organelle」は、USB端子に周辺機器を接続することでコンピュータとしても機能し、Pure Dataのパッチ・デザインやモディファイを行うこともできます。
出典:YouTube
出荷時には、基本のPure Dataパッチ・プログラムがインストールされており、必要に応じてUSBドライブから新たなパッチを読み込むことも可能です。organelle.ioにアクセスすると、新しいパッチが公開されているので、お好みのパッチをダウンロードしてインストールすることもできます。またユーザー・コミュニティーでも新しいパッチが公開されていくので、多様な楽器として無限に楽しむことができそうです。
カメレオン的な汎用性を持つ新感覚の楽器「Organelle」の価格は¥69,000(税抜)ですが、今なら先行予約特価として¥67,000(税抜)で購入できます。国内輸入代理店のUmbrella Companyのウェブサイトでは、「Organelle」の遊び方や使い方が紹介されているので、気になる方は是非そちらをチェックしてみてください。
主な仕様
入出力
- 1/4″ステレオ入力(×1)
- 1/4″モノ出力(×2)
- 1/8″ミニステレオ・ヘッドフォン出力
- 1/4″フットスイッチ・ジャック
プロセッサー
- 1GHz ARM Cortex A9プロセッサー
- 512MB RAMメモリー
- Linuxオペレーション・システム
ストレージ
- 4GB USBドライブ付属(パッチやサンプルなどのファイルはUSBドライブに保存)
その他の接続
- USBポート(×2)
- USBホスト: MIDIとシリアル(USB経由)
- USB 2.0 標準Aタイプ・コネクター
- HDMI出力ポート
サイズ
- 266.7 x 82.55 x 53.97mm
画像出典:Umbrella Company