音楽制作とライブパフォーマンスに最適なDAW、Bitwig Studioから、バージョン1.3 RC版(リリース候補版) がリリースされました。このバージョンではマルチタッチ機能に対応しており、ディスプレイにタッチして、トラックを作ることができます。実際にBitwig Studio 1.3をMicrosoft Surface Proで使用した動画が公開されていますが、どの操作もとても魅力的なものばかりです。
トラックのアレンジ
オーディオとMIDIデータの選択、コピー、移動などをマルチタッチで行うことができ、トラックのアレンジも簡単にできます。
出典:YouTube
楽器の演奏
楽器の演奏に使用するタッチキーボード機能は、Surfaceペンなどの筆圧感知機能にも対応しており、筆圧の強弱がノートに反映され、多彩な表現が可能になります。
出典:YouTube
ミキサーとエフェクトのコントロール
ミキサーの各チャンネルのフェーダーやノブはもちろん、エフェクトのパラメータまで、マルチタッチが直感的なコントロールをサポートしてくれます。
出典:YouTube
ノートのエディット
MIDIデータの選択、コピー、移動などをマルチタッチで行うことで、ノートのエディットが楽になります。
出典:YouTube
ドラムのエディット
ドラムのパターンを作成するドラムエディターは、マルチタッチによるステップ入力とリアルタイム入力に対応しており、より直感的にドラムのパターンを作れます。
出典:YouTube
動画を見ると、従来のマウス操作に比べて、マルチタッチの方が断然操作性に優れていて、作業効率も格段に上がりそうですね。Appleのタッチ対応デバイスはiOSデバイスのみとなるため、現状Bitwig Studio 1.3のマルチタッチ機能はWindowsとLinuxのみ使用可能となります。しかし、この操作性を見ているとMacユーザーでも乗り換えを考えてしまいそうなほど魅力的です。FL Studio 12もそうですが、マルチタッチによる音楽制作は、難しそうなDAWも簡単に感じられます。DAWでの音楽制作が、少しだけ未来っぽくなってきましたね。