ガジェット感覚のユニークなシンセサイザーなどのハンドメイドメーカー BASTL INSTRUMENTS が発表したモジューラーシステムが話題を集めています。この話題のモジュラーシステムが、今月フランクフルトで開催される Musikmesse 2015 に先立ち BASTL INSTRUMENTS のクリエイターにより紹介されました。
出典:YouTube
人気の高まりをみせる、ユークリッドで生成されるリズムを好むマニアにとって、彼らのシーケンサーモジュールのデモはとても興奮する内容となっています。このモジュールを使った全てのアンサンブルの即興演奏が、どれほどの可能性を秘めているのか、とても興味が湧いてきます。
このイベントで紹介された注目のポイントは次の通りです。
- このモジュールはオープンソースです。デジタルモジュール用のコードは GitHub で公開されていて、回路図も間もなく公開される予定です。
- 「ハンダ」の匂いで目覚めたいという DIY好きのために、自作バージョンのモジュールが、もうすぐ発売される予定です。
- グラニュラーサンプラーの Granpaモジュールには、SDカードが内臓されていて、最大で35個の Wavファイルをロードすることができます。ロードしたサンプルは、全てのCVアウトに送信することができます。つまりウェーブテーブルかサンプル全体をアナログ・ルーティングソースとしていつでも使用可能です。これがこのモジュラーのすごいところです!
- モジュールのパネルは金属製が一般的ですが、 BASTL INSTRUMENTS のモジュールのパネルには木製のオーク材が使用されています。
- ノブ用のキャップもハンドメイドで作られています。
こちらのモジュラーシステムもとても素晴らしい製品ですが、BASTL INSTRUMENTS のその他の製品もとても魅力的なものばかりです。このモジュラーシステムが気になった方は、BASTL INSTRUMENTS のウェブサイトでその他の製品もチェックしてみてはいかかがでしょうか!