世界中で活躍するアーティストが自身のスタジオで10分間と言う限られた時間で音楽制作にトライする話題の動画。
今回ご紹介するのは、TR-808系のドラムとボーカルのフレーズが印象的なハウス・ミュージックで人気のイギリスのアーティストxxxyです。
xxxyの制作環境は、DAWを中心に必要最低限のハードウェアが並んでいて比較的シンプルな環境です。
出典:YouTube
ホストアプリケーションはAbleton/Liveで、プラグインとしてNative InstrumentsのMASCHINEを使用し、ドラムはMASCHINEで作成しています。
オリジナルのドラムキットをロードして、ステップ・レコーディングモードでドラムを作成しています。
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Ableton/LiveとMASCHINEの組み合わせは、クラブミュージック系のアーティストを中心によく見られるセットですが、確かにこの組み合わせは作業効率を考えても非常に相性の良い組み合わせです。
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ベースにはArturiaのMINI Vを使用し、トラックを印象づけるシンセとしてu-heのDivaと言うソフトシンセを使用しています。
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ハードウェアではRolandのシンセサイザーJUNO 60を使用し、このサウンドに対してEventideのSpaceのリバーブを加えています。
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たった10分間でまとまったトラックを作成したxxxyの制作環境は、無駄のないまさに現代的なスタジオと言えます。
制作方法はドラムの作成に始まり、ベースを足して、その他の上物を加えて行くと言う一般的なスタイルですが、制作のフローが確立されていることから、迷いなく制作を進めて行く様子はさすがプロのお仕事と言った感じですね。
道具も大切ですが、それ扱う側のスキルの重要性を実感します。
アイキャッチ画像出典:FACT Magazine