オーディオインターフェイスとUAD-2プラグインが動作するDSPシステムを合体させたUniversal AudioのAPOLLOシリーズの新機種、APOLLO TWIN SOLOとAPOLLO TWIN DUOの発売が開始されました。
高音質と、リアルタイムにUAD-2プラグインを使用したレコーディングからミキシング、マスタリングを行える統合システムが特徴のAPOLLOの機能と性能をそのままに、より手軽に使用できるようにアレンジされたのがAPOLLO TWINです。
APOLLO TWINには、DSPを1基搭載したSOLOと、DSPを2基搭載したDUOの2モデルがあり、それぞれ、サンダーボルト・ケーブルでの接続となります。
新たに開発されたクラシカルなマイクプリアンプのエミュレーション技術、「Unisonテクノロジー」により、様々なチューブやソリッドステートのマイクプリアンプのトーンを再現できます。
単にプラグインと連動するだけではなく、マイクプリアンプが持つインピーダンス、ゲイン段でのスイートスポット、さらには内部回路に於ける各パーツの挙動までをハードウェアとソフトウェアが連動して再現します。
今後「Unisonテクノロジー」はAPOLLO DUO/QUADでもサポートし、対応したプラグインが続々と登場する予定です。
見た目にも美しいアルミニウムのボディで、手元でのコントロール性に優れたデスクトップデザインも好感が持てます。
このタイプのインターフェイスでは、ボディのサイズからブレークアウトケーブルが使用されることが多いのですが、本体に全ての入出力端子が搭載されているところもポイントです。
今後注目のオーディオ・インターフェイスとなりそうです!
APOLLO TWIN SOLO ※SHARCプロセッサーを1基搭載
実勢価格:75,000円(税別)
APOLLO TWIN DUO ※SHARCプロセッサーを2基搭載
実勢価格:95,000円(税別)
出典:YouTube
主な機能
- デスクトップスタイル
- 24bit/192kHzオーディオコンバージョン仕様
- Thunderbolt接続
- レコーディング時のほぼゼロレーテンシーによるリアルタイムUADプロセッシング
- Unisonテクノロジーによる、クラシックチューブやトランスフォーマーベースのマイクプリアンプの完全なモデリング
- いかなる音量レベルでも常に最大の解像度を実現する2つのデジタルコントロール・アナログモニターアウト
- “Realtime Analog Classics”UADプラグインバンドルが付属(LA-2A Classic Audio Leveler、1176LN Limiting Amplifier、Pultec EQP-1A Program Equalizer、Softube Amp Room Essentials、610-B Tube Preamp)
主な仕様
アナログ入力:
ラインイン 1 & 2(コンボジャック、1/4”メスTRSバランス)
マイクイン 1 & 2(コンボジャック、XLRメスバランス)ファンタム電源:+48 V
Hi-Zイン(1/4”メスTSアンバランス)
アナログ出力:
ラインアウト 3 & 4(1/4”メスTRSバランス)
モニターアウト 1 & 2(1/4”メスTRSバランス)
ステレオヘッドフォンアウト(1/4”メスTRSステレオアンバランス)
デジタルイン:
S/PDIF(オプティカルTOSLINK、ADATと共有)
ADAT(オプティカルTOSLINK、S/PDIFと共有)
クロックソース:
インターナル、S/PDIF、ADAT
外形寸法:150 × 57 × 152 mm(W×H×D) *突起部含まず
本体重量:1.05 kg
最低動作環境
Mac OS X 10.8“Mountain Lion”、またはMac OS X 10.9“Mavericks”