AKAI Professionalから、MPCシリーズの最新モデル『MPC Touch』が発表されました。大型のマルチタッチ式カラーディスプレイを搭載したMPC Touchは、直接ディスプレイにタッチして、サンプルの検索や編集を行ったり、シーケンスを組んだりと、スマホやタブレットでアプリを扱うような感覚でトラックを作ることができます。
MPC Touchは、MPC RenaissanceやMPC Studioと同様にソフトウェアを使用するためパソコンとの接続が必要です。ドラムパッドとマルチタッチ式カラーディスプレイの組み合わせは、ソフトを柔軟にコントロールできて便利そうですね。
出典:YouTube
ピンチでズームイン/アウトができるサンプルの波形編集や、エフェクトのXYコントロールなど、直感的なサウンドメイクができそうですね。MPCのドラムパッドとタブレットのタッチディスプレイが一緒になったビートメイカーのためのツールMPC Touch。国内での正式な発表はまだされていませんが、海外メディアのSynthtopiaの情報によると、発売は11月、価格は799ドルとなっています。またしても気になる機材の登場ですね。
主な特徴
- 7インチ、マルチタッチ式カラーディスプレイを搭載
- 16段階のベロシティ対応バックライト付きドラムパッドを搭載
- 2イン2アウトのオーディオインターフェイス
- タッチインターフェイスによるステップシーケンサー
- XYコントロールによるエフェクトのコントロール、ダイナミクス調整
- フレーズルーパー、ループ作成のためにあらゆる楽器の接続が可能
- レベル、パン、VSTエフェクト調整のためのパッドミキサー機能
- サンプルのエディット、トリム、チョップ
- パフォーマンスに対応する4つのタッチセンサー式ノブを搭載
- ディスプレイのパラメータをコントロールするプッシュ式エンコーダノブを搭載
- MPCソフトウェア、20GB以上のサンプルを付属
トップ画像:AKAI Professional
引用元:Synthtopia