AKAIのMIDIコントローラのMPDシリーズから新たにコンパクトでモバイル性にも優れた「MPD218」、自宅スタジオでの制作に最適な「MPD232」、それら両方の用途で使える「MPD226」の3つの製品が発表されました。
出典:YouTube
各製品の主な特徴は次の通りです。
MPD218
- ベロシティとアフタータッチに対応した16個のMPCパッド
- MPCパッドは3つのバンクを介して48のアサインが可能
- 3つのバンクを介して18のアサインが可能なロータリーエンコーダ
- ノートリピートとフルレベルに対応
- Camera Connection Kit(別売り)の使用によりiOSで使用可能
- 16のプリセットを構成可能
- Ableton Live Liteを同梱
- USBによる電源供給(ACアダプタは必要ありません)
MPD226
- ベロシティに対応した自照感圧式の16個のMPCパッド
- MPCパッドは4つのバンクを介して64のアサインが可能
- 4つのアサイン可能なフェーダー、4つのアサイン可能なQ-Linkノブ、4つのアサイン可能なQ-Linkボタン
- 上記のフェーダー、ノブ、ボタンは3つのバンクを介して36のアサインが可能
- MPCのノート・リピート、スウィング、16レベル、フルレベル、タップテンポ機能を搭載
- 30のプリセットを構成可能
- Camera Connection Kit(別売り)の使用によりiOSで使用可能
- MIDIイン/アウトを搭載
- 専用のトランスポートコントロールを搭載
- Ableton Live Liteを同梱
MPD232
- パッドのイベント情報をコントロール可能な64パート、32ステップ・シーケンサー
- ベロシティに対応した自照感圧式の16個のMPCパッド
- MPCパッドは4つのバンクを介して64のアサインが可能
- 8つのアサイン可能なフェーダー、8つのアサイン可能なQ-Linkノブ、8つのアサイン可能なQ-Linkボタン
- 上記のフェーダー、ノブ、ボタンは3つのバンクを介して72のアサインが可能
- MPCのノート・リピート、スウィング、16レベル、フルレベル、タップテンポ機能を搭載
- 専用のトランスポートコントロールを搭載
- Camera Connection Kit(別売り)の使用によりiOSで使用可能
- 30のプリセットを構成可能
- MIDIイン/アウトを搭載
- Ableton Live Liteを同梱
海外メディアのDJ WORXによると、各製品は2015年の夏からの販売が予定されており、価格はMPD218が£69.99、MPD226が£139.99、MPD232が£189.99となっています。これまでのAKAIのコントローラと同様に、Ableton Liveとの親和性が高いので、ドラムパッドでの演奏を重視したいAbleton Liveユーザーには特にオススメの製品です。