細分化していく現代の音楽シーンにおいて、ミュージシャン本人がプロモーションを行う「セルフプロデュース力」が重要になっています。幸いなことにセルフプロデュースに活用できるサービスの多くは無料です。ここでは、セルフプロデュースに活用できる10個の無料サービスを紹介します。是非、ここで紹介するサービスをフルに活用して、自身の音楽を世界中の人々に広めてみては、いかがでしょうか。
コミュニケーション / プランニング
1. Slack
Slackは、トピックごとにチャンネルを作成することができ、情報を複数人と共有可能です。例えば、楽曲のチャンネルでバンドメンバーと楽曲の制作プランを共有したり、ツアーのチャンネルでツアーのスケジュールなどを共有したりと、それぞれのトピックごとに独立してプロジェクトを進行することができます。
出典:Slack
2. Evernote
Evernoteは、思いついたアイデアのメモや、プロジェクトの詳細をまとめたりと、必要な情報を一ヶ所に記録するのに最適なツールです。楽曲の歌詞をテキストで記録したり、ジャケット・デザインの参考になりそうな画像を保存したりと、幅広く活用できます。また、チームのノートを作成して共有することも可能です。
出典:Evernote
ソーシャルメディアの運用
3. Instagress
ミュージシャンのセルフプロデュースに欠かせないのが、SNS。Instagressは、ここ最近で最もユーザー数を伸ばしているInstagramで、フォロワーを増やすための自動化ツールです。ハッシュタグや、場所情報を元にコメントやフォローを行うことで、フォロワーを増やすことができます。
出典:Instagress
4. Mention
Mentionは、FacebookやTwitter、ブログなどで、自身が話題に上った場合に、教えてくれるツールです。自身の話題を漏れなくチェックすることができるので、ミュージシャンとしての評価を認識することもできますね。センシティブなミュージシャンにはあまりオススメできませんが、自身の音楽性をさらに向上させたいというミュージシャンには、オススメのツールかもしれません。
出典:Mention
5. TubeBuddy
TubeBuddyは、YouTubeにアップロードする動画を素早く編集するためのサービスです。YouTubeはタイトル以外にも、タグや説明、関連動画など、設定項目がたくさんありますが、TubeBuddyなら、それらの設定項目を効率的に処理することができます。
出典:TubeBuddy
分析
6. Google Analytics
企業のウェブサイトの分析に多用されるGoogle Analyticsは、ミュージシャンが運営するウェブサイトや、bandcampページなどの分析にも最適です。どこから、どんな人が自身のページを訪れているのかを分析することで、ファンの特性を理解でき、今後どのようなプロモーションを行えば良いのかなど、多くのヒントを得られます。
7. Spotify Artist Insights
Spotify Artist Insightsは、定額制音楽配信サービスのSpotifyで自身の楽曲がどれくらい聴かれているのかをチェックすることができるサービスで、他のアーティストと比較することも可能です。日本でのサービスの提供は未だ行われていませんが、いよいよサービス開始かと注目を集めるSpotify。国内でサービスが開始されたら、ミュージシャン要チェックのサービスとなりそうです。
出典:Spotify
インターネットを使った販売
8. Bandsintown
Bandsintownは、ライブ情報をファンに伝えるためのサービスです。自身のファンの位置情報を元に、ファンが今いる場所の近くで行われるライブ情報を告知してくれます。ライブ当日の告知にも使えそうなツールですね。
出典:Bandsintown
9. Big Cartel
Big Cartelは、誰でも簡単に使えるオンラインストアで、ミュージシャンが、オリジナルのTシャツやレコードといったグッズを販売するために最適なサービスです。自身のウェブサイトに組み込むことも可能です。
出典:Big Cartel
10. bandcamp
世界中のミュージシャンが活用しているbandcampは、ミュージシャンが、オリジナルの楽曲や、Tシャツなどのグッズを販売することができます。多くのユーザーを抱えるbandcampは、世界中に自身の音楽を広めることができ、ミュージシャンの収入源の一つとしても期待できます。
出典:bandcamp
引用元:DegitalMusicNews
トップ画像出典:StockSnap.io