90’sを代表するNIRVANAのアノ曲をHDDとFDの駆動音でカバーする「ギーク」で「グランジ」な動画が話題

ハードディスクドライブとフロッピードライブの駆動音で様々な名曲をカバーするという、かなりアバンギャルドな音楽家『Arganalth』が、NIRVANAの名曲「Smell Like Teen Spirit」をカバーして話題になっています。

出典:youtube

原曲のNIRVANAによる「Smell Like Teen Spirit」は言わずと知れた90’sロックを象徴する名曲で、色々なジャンルのアーティストがカバーするも、人間臭さ溢れるオリジナルに比べるとどれも微妙。。。

いっそのこと人間ではなく機械にカバーさせたらどうだろう?という安直な疑問に、スーツケースに入ったハードディスクドライブとフロッピードライブで答えてくれたArganalthによる「Smell Like Teen Spirit」のカバー動画がこれです。

出典:youtube

なるほど!
びっくりするほど地味な映像ですが、廃れていったフロッピーと、同じ行く末を辿るかもしれないハードディスクによる演奏が、何というか、「ギーク」ながらも「グランジ」が滲み出ていて、轟音ギターリフのパートではいつの間にかヘッドバンギングしたくなる衝動に駆られます。

それにしても、こう聞いてもやはりオリジナルの破壊力はスゴイですね。アメリカやイギリスでは、この曲の作曲者であり1994年に他界したNIRVANAのカート・コバーンの公式ドキュメンタリー『Cobain: Montage Of Heck』の劇場公開が間近ということで、20年以上経った今またNIRVANAが再評価されています。

https://www.youtube.com/watch?v=_IBWbpJdRMQ

出典:youtube

ちなみに、ハードディスクドライブとフロッピードライブを使った音楽家「Arganalth」は他にも様々な名曲をこのシステムでカバーしていて、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や60’sサイケ・ポップバンド「アニマルズ」のカバー曲など、どれもなかなか面白いので是非!

ArganalthのYoutubeチャンネルを見る

「古いハードディスクだって楽器に!電子機器で使用されるパーツで作られた自動演奏ロボットが生み出すリズミックなグリッチ・サウンド」の記事で取り上げた動画でも、ハードディスクでダンスミュージックを演奏していたり、ハードディスクが持つ楽器の可能性ってスゴイですね!