グループサウンズに熱狂する1964年の日本の若者たちを撮らえたポートレート

50年以上前の日本の音楽シーンとは、どのようなものだったのでしょう?

雑誌LIFEの写真家Michael Rougierが1964年に撮影した臨場感あふれるポートレートから、当時の若者達の音楽に対する熱狂ぶりを垣間見ることができそうです。

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出典:life.time.com

出典:youtube

この写真の中で演奏しているのは、ザ・ビートルズの楽曲に日本語の歌詞をつけ活動していたロックコピーバンド「東京ビートルズ」。当時のビートルズ人気の席巻や時代背景の反動を体現する若者たちなど、ブーム黎明期にある特有のエネルギーが写し出されています。

この後に本格的ないわゆるグループサウンズのブームが訪れたとのことですが、当時の映画の1シーンを見てみると、この時代の日本のアングラ音楽が海外のガレージサイケファンの間で評価が高いのも納得です。

https://www.youtube.com/watch?v=Cws-pTPhk5g

出典:youtube

若者はいつの時代も音楽で心の叫びを表現し、そして音楽はいつの時代も若者の味方であることが感じられる貴重なポートレート。

この当時の若者が現在は70歳前後と考えるとなかなか感慨深いものがありますね。