ミネアポリスを拠点とする DIYキットメーカーの Michael Krumpus(nootropic design)と Alex Dyba(GetLoFi)が、KickStarter のプロジェクトで発表したシーケンサー搭載のシンセサイザー『Synthino XM』。Synthino XM は、見事に目標金額を達成してプロジェクトは終了となりましたが、いよいよ一般向けの販売が開始されます。
Synthino XM は、5ノートのポリフォニック・シンセサイザーで、4トラックのシーケンサーを搭載しています。
出典:YouTube
コンパクトなボディにシーケンサーまで搭載されたシンセサイザーの Synthino XM は、これ1台でサウンドの演奏データを入力することができるので、ライブパフォーマンスから楽曲制作まで幅広く活躍してくれそうです。
Synthino XM のようなガジェットシンセは、価格のわりにサウンドのクオリティが良い製品が多い印象です。このサウンドクオリティと共に、シンプルな操作性も人気を後押ししているようです。今後も手軽に楽しめるガジェットシンセのリリースに注目です。
Synthino XM の販売開始は5月下旬からで、価格は $139。現在メーカーのウェブサイトで予約受付中です。
主な特徴
- 5ノートのポリフォニック・シンセサイザー
- 12個のウェーブフォーム、4つのドラムサンプル
- 12-bit オーディオ、25KHz アウトプットレート
- 4つのMIDIチャンネル、ADSR エンベロープを搭載した個別の波形
- カットオフ・フリーケンシーとレゾナンス・コントロールを搭載したローパスフィルター
- 2つの独立した LFO:ピッチとフィルターに対応
- 波形の選択が可能な LFO
- up, down, up-down, random の4 つのアルペジエーターのパターンを搭載
- 16ステップシーケンサー「groovebox」を搭載
- USB 経由でプログラムとアップグレードが可能
参照:Synthtopia