シンセサイザーとシーケンサーを組み合わせて壮大なサウンドを作れるソフトシンセ『Obscurium』リリース

ドイツのプラグインソフトウェア・メーカーのSugar Bytes。以前に、元Native Instrumentsのプログラマーにより開発された、緻密なサウンドを簡易的に作り出すことのできるSugar Bytesの全ソフトがパッケージングされたSugar Bundleを紹介しましたが、このSugar Bytesから新たなソフト「Obscurium」がリリースされました。

シンセサイザーとステップ・シーケンサーが一体となったObscuriumは、同社の特徴でもあるユニークなユーザインターフェイスで、スケール、和音やシンセシスをコントロールして、クリエイティブなサウンドを生み出すことができます。

出典:YouTube

Obscuriumは、複雑なサウンドの生成に特化しているので、ユーザインターフェイスは決して分かり易いとは言えませんが、シーケンスのランダマイズや、2つのシーケンサー間でのパラメータのモーフィングなど、なるべく少ない操作で求めるサウンドを生み出せるような仕様になっています。中級者以上のクリエイターなら、その機能性を理解して、効率的なサウンド・メイキングを行えると思います。

なかなか言葉だけでは表現しづらいObscuriumですが、以下のデモサウンドで実際にどんなサウンドを作り出せるのか理解できると思います。

通常これほど複雑なサウンドを作り出すには、かなりのスキルが必要ですが、Obscuriumならそれほどの知識がなくても、このようなサウンドを生み出すことができます。サウンドの質感も派手過ぎず、使い勝手は良さそうです。

Obscuriumの価格は、¥13,000(税抜き)で、そのクオリティを考えるとコストパフォーマンスはとても高いといえますね。Obscuriumにはデモバージョンが用意されているので、まずはそちらを試してみてから購入を検討されることをオススメします。

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