これからダンスミュージックの制作を始める人がおさえておきたい5つのツール

ダンスミュージックを作ってみたいと思った時に何を買うべきか?似たような製品が多くてそれぞれの違いが分からないと言うのも初めてであれば当然です。

ダンスミュージックはシーケンサーと言われる演奏データを自動演奏する機能とサウンドを発する音源さえあれば作れます。

よってこれらの機能を当り前のように搭載しているPro ToolsやCubase、LogicやGarageBandなどのソフトウェアでもダンスミュージックは作れますが、これらのソフトよりもダンスミュージックの制作に最適なツールが存在します。

ここで紹介するツールの選択基準は次の通りです。

  • とりあえずこれさえ買えばダンスミュージックは作れる
  • 比較的に分かり易い

この基準を満たした製品を制作スタイルごとに紹介します。

Apple iPad

iPad Air

出典:Amazon

まずは遊び感覚で音楽制作を始めたい人や、楽して音楽を作りたい人にはiPadがオススメです。

iPadの音楽系アプリには、GarageBandなどのようなシーケンサーを搭載して音楽を作れるDAW系アプリやシンセサイザーアプリ、サウンドを変化させるエフェクトアプリなど多くのアプリが存在します。

中には、相当な制作知識を持たないとできないような表現を簡単に作り出してくれるアプリなどもあり、後はアイデア次第であっという間にそれっぽいトラックが作れます。

iPad miniもオススメですが、iPadに比べて処理能力などが劣るので、複数のアプリを起動させるとアプリの動きが鈍くなり、ストレスを感じるかもしれません。

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KORG electribe

electribe 出典:KORG

パソコンは苦手なので、ハードウェアで制作をはじめてみたいと言う方にはKORGのelectribeがオススメです。

electribeは16個のパッドを叩いたり、ピアノのように弾いたりしてトラックを作成します。タッチパッドをなぞるだけで、音楽的にはずさない演奏が可能で、誰でも簡単にフレーズを作成できます。

出典:YouTube

シンセ部はシンプルな作りとなっていて、比較的少ないパラメータのコントロールによりシンセのサウンドを操ることができます。シンセのお勉強にもいいですね。

electribeはライブでの使用も考えられているので直感的に音楽制作を行う人には最適なツールです。

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Image-Line FL Studio

FL Studio

出典:Image-Line

Windowsユーザーにオススメなのが、世界で一番人気のソフトウェアFL Studio。FL Studioは音楽制作に必要なすべての機能を備えた統合型ソフトウェアです。

最新のFL Studio 11では、Windowsマルチタッチに対応しています。

出典:YouTube

各パターンやオーディオなどを使って曲をアレンジするプレイリストでは、マウスドラッグによってストレスのない編集が可能です。

現在FL Studio 11はWindowsのみ対応ですが、Mac版の開発も行われているようです。

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Ableton  Live 9

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出典:Ableton

充実した制作環境を手に入れて音楽制作を頑張りたいと言う方には、Ableton Liveをオススメします。WindowsとMacに対応したAbleton Liveは、FL Studioと同様に音楽制作に必要なすべての機能を備えた統合型ソフトウェアです。

クリップと言われるオーディオや演奏データを自由に組み合わせることができ、曲を構成する場合にとても便利で、このクリップを複数用意することで、自由なライブを行うこともできます。

専用のコントローラーのPUSHと使用するとこのようなパフォーマンスもできます。

出典:YouTube

MIDIもオーディオもどちらも扱い易いのもLiveの特徴です。

LiveにはLive 9とLive 9 Suiteがあり、基本的なソフトウェアの機能などは同様ですが、多くの音やエフェクトが必要と言う方はLive 9 Suiteの購入をオススメします。

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Native Instruments MASCHINE

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出典:Native Instruments

そこまで詳細な機能はいらないけど、ストレスなく作業したいと言う人にはNative InstrumentsのMASCHINEをオススメします。

MASCHINEは、ソフトウェアと専用のコントローラが一体となった製品で、パソコンだけでは得られない操作感はハードウェアの機材を使用している感覚です。

出典:Native Instruments

MASCHINEは、パッドを叩いたり弾いたりして曲を作成できるので、直感的な制作に向いています。

MASCHINEでは簡単にフレーズを作ることができ、このフレーズをサンプラーでサンプリングして新たなフレーズを作ることも可能です。

難しすぎないところがMASCHINEのいいところかもしれません。

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どの製品も比較的使い易い製品を選んでいますので、あとはご自身の音楽制作との関わり合い方によって選択が変わってくるのではないでしょうか。

なるべく自分に合った製品に出会えるように参考にしてください!

トップ画像出典:Ableton