マイクとスピーカーの距離を制御して心地よいアンビエントサウンドを生成するインスタレーション作品

作曲家でサウンド・アーティストの  により制作されたサウンド・インスタレーション「The sound of empty space」。この作品は、自己生成するマイクのフィードバックとス​​ピーカー、およびそれらのコントロールによる周囲の音響環境間の関係性により創り出されています。

出典:vimeo

マイクをスピーカーに近づけると「ピー」や「キーン」などの不快な音が発生します。いわゆるハウリングと言われるものですが、おそらくこの作品は同様の原理を基に、それぞれの距離感などをコントロールしてアンビエント的な心地よいサウンドを作り出しているようです。ミニマルミュージックにも似たサウンドの変化についつい聴き入ってしまう作品です。