雑然とした音楽スタジオが大迫力の無人演奏!ロボット制御のドラムンベースグルーヴがすごい

雑然と置かれたドラムとパーカッション、そして積み上げられたアナログシンセ。とても興味をそそるスタジオですが、なぜか違和感を感じてしまいます。

おそらく、スタジオの必要以上の無機質さによるものかと思いますが、ニュージーランドのKinetiXと言うアーティストにより制作されたビデオを見るとその理由が分かります。

このビデオではDrum’n’Bassが演奏されているのですが、なんとドラムとパーカッションはロボチック・ドラムセットにより自動で演奏されています。

出典:vimeo

ビデオ途中からのドラムの展開を見る限り、もっと複雑なドラムパターンも余裕でこなしてくれそうです。

使用しているシンセは以下の通り。シンセ選びのセンスが良く、シンセの勉強にもなりますね。

  • Roland System 100m (sub bass)
  • Roland System 700 (basses)
  • Doepfer system (stabs and atmospheric sound)
  • Yamaha CS-10 (more basses)
  • Studio Electronics Omega 8 (chords and atmospheric sound)
  • Korg Monotron Duo (more basses)

このトラックはBandcampにて販売されているのですが、販売による収益は全てロンドンで開催される、新しい音楽用のインターフェイスの国際会議NIME 2014に参加するための渡航費に使用されるそうです。

この作品に興味を持たれた方はサポートしてみてはいかがでしょうか。