ブラウザにアップした画像からサウンドが生まれる。図形で演奏するシンセ・アプリ『Pixelsynth』

アメリカのプログラマーOlivia Jackが、ブラウザ・アプリ「Pixelsynth」を発表しました。Javascript、WebAudio、 Canvasを用いて作られたPixelsynthは、あらゆる画像からサウンドを生成することができるシンセサイザー・アプリで、モノクロの画像上をスクロール・バーが移動し、画像とスクロール・バーが重なりあった時にサウンドが生成されます。

Pixelsynthには、13種類のプリセット画像が用意されており、それらの画像を使ってサウンドを生成したり、自分で用意した画像をアップロードしてサウンドを生成することも可能です。画像上に絵を書くこともできるので、画像と描画を組み合わせて、サウンドを生成することもできます。また画像をリアルタイムに回転させたり、タイル状に並べたりして、生成されるサウンドの変化を楽しむこともできます。

Pixelsynthは、ジョン・ケージなどの作品で有名な「図形譜面」というアイデアを連想させます。図形譜面の歴史は古く、多くの作曲家に愛されてきました。モダンなプログラミング言語で書かれたPixelsynthで、ジョン・ケージの世界観を表現してみてはいかがでしょうか。

ウェブサイトでPixelsynthをプレイ

引用元:FACT