DJ機器メーカーが作る本格派アナログシンセ。Pioneer DJ×Dave Smithで誕生した『TORAIZ AS-1』

Pioneer DJからTORAIZシリーズ第2弾の「TORAIZ AS-1」が発表されました。TORAIZ AS-1は、Dave Smith Instrumentsと共同開発されたポリフォニック・アナログ・シンセサイザーで、伝説的なシンセとして今なお人気のProphet-5の設計思想を受け継ぐProphet-6をベースに製作されています。

三角波、鋸波、矩形波の連続可変が可能な2基のVCOを搭載し、そこで生成された複雑な倍音成分を持つ波形はProphet-6と完全に同じ2基のVCFによって劇的に変化。タッチパッド式のKEYBOARDとSLIDERで、作り出したアナログサウンドを直感的に演奏することができます。

出典:YouTube

64ステップのシーケンサーを搭載したTORAIZ AS-1には、495種類のファクトリー・プリセット・プログラムと、プログラムごとに独立したシーケンスパターンが内蔵されており、新たなサウンドを生み出すヒントとして活用できます。

また、Prophet-6直系のデュアル・エフェクト・エンジンにより、1あるいは2系統のエフェクトを加えることができるので、よりクリエイティブな演奏も可能。TORAIZ AS-1のエフェクトでは、トゥルーバイパスを採用しているので、純粋なアナログサウンドを損なうことなく演奏することができます。

DJ機器メーカーならではのシンプルな操作性は、パフォーマンスツールにもありですね。TRAIZ SP-16との連動性も興味深いところです。

主な仕様

  • オーディオ出力:2(¼” TSフォーン端子)
  • ヘッドフォン出力:1(¼”ステレオ端子)
  • MIDI IN:1
  • MIDI OUT/THRU:1
  • USB:USB(Type B)
  • TRIGGER IN(¼”TSフォーン端子)
  • サイズ(W x H x D):267.4 × 68.6 × 177.7 mm
  • 重量:1.4 kg
  • 電源:ACアダプター(DC 5V)

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