音楽版バーコードバトラー!?スキャンしたデザインを音に変換するシンセアプリ『PhonoPaper』

ロシアのオーディオエンジニアのEvgeny MurzinによるユニークなシンセサイザーANSをベースに作られたiOSとAndroid用アプリPhonoPaper。

Alexander Zolotovにより作成されたPhonoPaperは、紙に書いたコードなどをスキャンしてサウンドを発生させる、ちょっと変わり種のアプリです。

出典:YouTube

PhonoPaperは手書きのコードだけではなく、PhonoPaperで撮影した画像からコードを生成することができます。作成されたコードは、JPEGファイルとしてエクスポート可能なので、これをプリンターで印刷するとスキャン用のコードペーパーが完成します。

日常目にする風景やポスター、雑誌などを取り込んでコード化するあたりは、90年代に子供たちの間で流行したバーコードを読み込んでキャラクターを作成するバーコードバトラーの音楽版とも言えます。

出典:YouTube

コードペーパーをクシャクシャに丸めたりすることで、エフェクト的な効果も得られるので、コードを水でぼかしたり、切ってみたりとアナログな処理を加えることで、斬新なサウンドを得られるかもしれません。

実験的に楽しみながらサウンドを作成できるPhonoPaperは無料。
オリジナルのSEやロボットボイスを作成したいと言うクリエイターにオススメです。

眠っているレコードのジャケットから意外なサウンドが生まれるかもしれません。