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リズムマシンにカオスパッド!?即興でこだわりのトラックが出来てしまう話題の『electribe』を使ってみた

ダンスミュージックの制作に特化した機能で、多くのクリエイターに愛されるELECTRIBEシリーズ。先日の1999年に発売されたリズムマシン「ELECTRIBE R」がアプリになって復活した「iELECTRIBE for iPhone」への反応の大きさからも、その人気の高さを知ることができました。このELECTRIBEシリーズにXYパッドとドラムパッドを搭載した最強のモデルが、electribeとelectribe samplerです。ここでは、この注目の2機種を2回に渡って紹介。いつも通り、初めての状態でトラックを制作して、実践でどのように使えるかに迫っていきたいと思います。第1回目は、electribeでトラックの制作にチャレンジします。

印象的なリードの作成もパッドだけで簡単に

electribeには、ビートやシンセなどのサウンドがセットになった、ジャンルに最適化されたパターンが用意されています。パターンを一通りチェックして、好みのパターンだった「Footwerker」を使って、トラックを制作していきたいと思います。まずは、Footwerkerのなかにとても印象的なパッドシンセが含まれていたので、このサウンドを軸にトラックを作っていきたいと思います。

electribeの凄いところは、XYパッドとドラムパッドを使って、いろいろな方法で演奏できるところです。XYパッドでは以前に紹介したkaossilator 2Sと同じように、偶発的なプレイを楽しむことができたり、カオスパッドのようにエフェクトをかけたりすることができ、ドラムパッドでは、センシティブなプレイが可能です。ここでは、1つのドラムパッドを押すだけで、コード演奏してくれるコード機能を使ってパッドシンセをレコーディングしてみます。

コードで弾くとサウンドの存在感が増して、トラックの質が一段上がったように感じます。楽器を弾けなくても、これなら誰でもこだわりのメロディを作れますね。

こだわりのビートも2種類のパッド操作で思いのまま

つぎにビートを作っていきます。ここでは、ドラムパッドを使って、リアルタイムにキックとスネアをレコーディングします。

このビートに、ハットを加えてビートのグルーヴ感をコントロールしたいと思います。ここは、カオシレーターのスケールとアルペジオの機能を使って、ノリの良いハットをレコーディングしてみます。

カオシレーターでプレイすると、手動では出せない絶妙なノリを出せたりするので、トラックにノリを加えたい時には積極的に使ってみるのは良いかもしれません。試しているうちに、いろいろとアイデアも生まれそうです。

どんな音も自在に操れるオシレータとフィルターの表現力に驚き

ビートが加わってトラックっぽくなってきましたが、ベースがないのでまだスカスカな感じですね。ベースを入れて、トラックを引き締めましょう。ここでは、ベースラインの細かなニュアンスを表現したいので、ドラムパッドを鍵盤のようにプレイできるキーボードモードでレコーディングしてみます。

ブリブリなベース、いい感じです。electribeには、KORGのシンセサイザーKingKORG直系のアナログモデリング・オシレータが搭載されているので、ベースなどのサウンドを簡単に「それっぽい音に」にすることができます。

ここまで全て異なる演奏方法でレコーディングしてきましたが、求める効果や演奏スキルによって演奏方法を自由に変えられるので、実験的な制作ができて作るのが楽しくなります。

ここまでいくつかのパターンを作ってきましたが、このへんで、トラックのバランスをとるために、各サウンドのフィルターを調整してみます。electribeには、シンセの名機に搭載されていたフィルターをモデリングしたいくつかのフィルタータイプが用意されているので、レコーディングしたサウンドのフィルタータイプを切り替えて、最適なものをチョイスします。各フィルタータイプはキャラクターが大きく異なるので、多彩なサウンドメイクが可能になります。

リアルタイムで作れる操作性がスゴい

それでは最後に、今回のおさらいとして、ここまでの一連の流れをノンストップでチャレンジしてみたいと思います。こちらの動画で、electribeのポテンシャルを実感してください。

動画では、一通りトラックを組んだ後にカオシレーターを使ってリアルタイムでサウンドを足したり、フィルターを調整したり、エフェクトを使ったりしています。electribeのリアルタイム性、凄いですよね。トラックを作りながらもライブができるところが、electribeの大きな特徴でもあります。

今回は、electribeがいかに簡単に、スムーズにトラックを作れるかを紹介しましたが、次回は、electribe samplerを使用して、エフェクトとサンプルを融合させた別の切り口でのトラック制作などを紹介します。また、electribe samplerで制作することで見えてくる、electribeとelectribe samplerのそれぞれの優位性についても説明したいと思います。
簡単なだけではない、深いelectribeの世界をお楽しみに!

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撮影機材:
Zoom / Q8
IK Multimedia / iKlip Glip

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