KORGが復刻する伝説のアナログシンセ『ARP ODEYSSEY』の実力!オリジナルとの比較動画から見える完全なる再現性

アメリカの電子楽器メーカーARP Instrumentsにより1972年から1982年まで製造され、歴史的名機として多くのミュージシャンに愛されたアナログシンセサイザー「ARP ODYSSEY」。そして、このARP ODYSSEYをKORGが復刻すると言うニュースは、今回開催されたNAMM 2015の話題を集めました。
KORGにより復刻されるARP ODYSSEYは、ARP Instrumentsの共同創業者であるDavid Friendをアドバイザーに迎え、当時の回路が完璧に再現されており、そのクオリティにも大きな注目が集まっています。

そのKORGが復刻した「KORG ARP ODYSSEY」と、ARP Instrumentsによるオリジナル版「ARP ODYSSEY MK III(1978年製)」を比較する動画が、ビンテージシンセの情報を配信する海外のウェブサイト「Retrosound」のMarko Ettlichにより公開されています。

出典:YouTube

復刻されたKORG ARP ODYSSEYには、Rev.1 〜Rev.3の3種類のフィルターが搭載されていますが、動画ではRev.3のフィルターが使用されています。またオリジナルのARP ODYSSEY MK IIIは、新品同様のコンディションのものを使用しています。
平等に比較するために、外部のエフェクト、コンプレッサー、イコライザーを使用せずにそれぞれのサウンドがレコーディングされています。

動画では、パルス幅変調、フィルター、リングモジュレーター、VCOシンク、エンベロープ・スピードなどのサウンドの生成に必要な基本的な機能について比較されています。
動画を見てみると、それぞれに大きな違いは感じられずに、KORG ARP ODYSSEYの完成度の高さを感じることができます。しいて言えば、KORG ARP ODYSSEYのサウンドはより繊細で、オリジナルのARP ODYSSEY MK IIIはパワフルな印象でしょうか。

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いよいよ発売開始が迫ってきたKORG ARP ODYSSEY。あのARP ODYSSEYのサウンドをお求めの方にはオススメの1台となりそうです。

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