ジェスチャーやスキャンが演奏表現に!?Kickstarterで注目のモバイルコンパクトな次世代コントローラ

ポケットサイズの超コンパクトなMIDIコントローラ「OWOW」。以前の記事で紹介した「Leap Motion」と同様のジェスチャーコントロールや、紙に書き出した波形や線を読み取ってMIDIデータに変えてしまうスキャナーなどの5つのMIDIコントローラがラインナップされたOWOWが、Kickstarterでプロジェクトを開始しました。

出典:Kickstarter

OWOWには回路むき出しの「CRD」とケース付きの「DVC」の2つのタイプがあります。それぞれの値段は異なりますが機能は同じです。

owow-1出典:Kickstarter

01:Wob

ジェスチャーでサウンドをコントロールするWobは、手のひらとの距離を検出して、ピッチをコントロールします。

02:Wiggle

ゲーム機Wiiリモコンの小型バージョンのようなWiggleは、X,Y,Zの3つの軸をコントロールしてサウンドを多彩に変化させます。

03:Drum

Wiggleと同形状のDrumは、X,Dの2つの軸でドラムのサウンドをコントロールして、ノブでベロシティを調整できます。実際にシェイカーを振ったり、ハイハットを叩くジェスチャーで、それらのサウンドを演奏することができます。

O4:Pads

おそらく世界最小のドラムパッドのPadsは、ベロシティ機能を搭載したドラムパッドコントローラです。

O5:Scan

OWOWシリーズのなかで最も斬新なのがビジュアルラインスキャナーを搭載したScanです。Scanは紙に書き出した波形や線を読み取って、これをMIDIデータに変換してサウンドを再生させます。Scanなら落書きから音楽を作ることも可能です。

kickstarter-owow-2出典:Kickstarter

現在考えられるあらゆるコントロールに対応したOWOWは、それぞれの組み合わせにより、全く新しいパフォーマンスを可能にしてくれそうです。OWOWは現在Kickstarterでプロジェクト進行中で目標金額を達成した場合は、2015年の終わりから2016年の初めにかけてのリリースが予定されています。新たなパフォーマンスの可能性を探りたい方はチェックしてみてください。

OWOWのプロジェクトページをチェック