人間はハイレゾ音源を聴き分けることができるとの研究結果をロンドン大学が発表

ロンドン大学クイーン・メアリーは、人間は実際に標準仕様とハイレゾ仕様のオーディオの違いを聴き分けられるという研究結果を発表しました。

この研究を行ったJoshua Reiss博士は、音楽産業においてハイレゾ音源が必要なのか、もしくはそれが消費者にとって大きな意味があるのか、という議論が常に起きていたことから、このような研究を行ったと語っています。

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人間がハイレゾ音源を聴き分けることができるとすれば、Tidalのような高音質で料金設定が高い音楽配信サービスにも勝機があるということになります。しかし実際には、Tidalの経営は厳しい状態が続いているようで、ここ最近ではAppleとの買収交渉が進んでいると報道されています。

以前の記事で、MP3(128kbps)、MP3(320kbps)、WAVの3つのオーディオフォーマットの聴き比べクイズを紹介しましたが、それぞれが違うオーディオフォーマットだと分かっていながら、なかなか正解できないことを考えると、多くの人には、そこまでの音質は必要ないということも事実なのかもしれませんね。

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