古いハードディスクだって楽器に!電子機器で使用されるパーツで作られた自動演奏ロボットが生み出すリズミックなグリッチ・サウンド

グリッチと言う言葉を耳にしたことはあるかと思いますが、通常グリッチは故障や誤作動と言う意味で使用されます。

音楽においては「プチッ」や「ブッ」などのノイズ音を指し、このようなサウンドを積極的に取り入れたものをグリッチ・サウンドと呼び、エレクトロニカと言われるジャンルを中心に多用されています。

ハックによるミュージックロボットやエレクトロニックアートなどを手掛ける海外メディアのSonic Robotにより制作されたGritch Robotは、このグリッチ・サウンドをハードディスクや金属製の薄い板を自動制御により発音させてリズムを構築し、RolandのTB-303との組み合わせで見事な楽曲を創り出しています。

出典:vimeo

そもそも楽器ではないハードディスクなどを使用しているわけで、それぞれの音階を調整するのも大変そうです。

このような装置を作成するには特別な知識が必要ですが、アイデア次第でなんでも楽器にしてしまうと言うところは、楽曲に新たな魅力を加えてくれるかもしれませんね。

参照:Sonic Robot