バッハのフーガも演奏できるアプリ『Fugue Machine』。4つの再生ヘッドを搭載したピアノロールが表現を変える

アルペジオ・アプリArpeggionomeの開発者Alexandernautが、新たに、バロック音楽からセリエル音楽に至る、クラシック音楽の作曲法にインスパイアされたiPad用アプリ「Fugue Machine」をリリース。Fugue Machineは、4つの再生ヘッドが搭載されたピアノロール上にメロディーを入力して、それぞれの再生ヘッドのテンポやピッチ、再生方向などをコントロールすることで、同時に複数のメロディーのバリエーションをプレイできます。

Alexandernaut自身が「世界最初のマルチプレイが可能なピアノロール」と語るように、シーケンス上に4つの再生ヘッドを搭載して、それぞれを個別に設定可能なFugue Machineは、複雑なメロディーを簡単に作り出すことができます。

出典:YouTube

Fugue Machineを使うと、バロック音楽の代表曲バッハのフーガ・ト短調も演奏可能です。

出典:YouTube

Fugue Machineは、MIDIのアウトプットにも対応しているので、ハードウェア・シンセや、ソフトシンセなどをコントロールすることも可能です。Fugue Machineを使ってお気に入りのサウンドを演奏できたら、トラックのクオリティがアップするのは間違いなさそうですね。複雑なメロディーを簡単に作り出したいクリエイターは要チェックです。

Fugue Machine | multi-playhead sequencer
カテゴリ: ミュージック
現在の価格: ¥1,200