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CULTURE

日本人アーティストであることとは?自身の変化と今に向き合い至った原点回帰。- buna 個展『waga』開催 –

だいたいのアーティストにとって、日本の環境は恵まれているとは言えません。それは絵画でも音楽でも同じです。しかし、だからこそ見えてくるモノもあります。

例えば欧米と違って、絵を買うという習慣が日本にはありません。3000円でCDを買う人がいても、同じ値段で絵を買う人がどれだけいるでしょうか。それ以前に絵を買ったことのある人がどれだけいるでしょう?

でも、そんな状況だからこそ、“何故に絵を描くのか?”という本質的な問と、長い間向き合うことができました。

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「食っていけないから」と言って音楽制作を止めてしまう人が少なくないです。人それぞれモチベーションが違うように、止める理由もそれぞれです。ただ、ビジネスとして成り立たないことだけが理由だとしたら、それは非常に勿体ないです。

音楽もアートも、ビジネス以外の“何か”であることが可能な筈です。原点に帰ればそれは明らかです。規模の差はあれど、まだまだ担える役割はある筈です。

実際、素晴らしい音楽をつくっていながらも、ビジネスとして厳しい状況にある、そんなアーティストを何人も知っています。でも、僕は彼らの音楽に救われて、日々生きながらえています。それは三度の飯と同じくらい、とても価値のあるものです。

16406791442_7a68746a9b_zそんな音楽にぶら下がりながらの日々、コツコツとあーでもないこーでもないと制作した作品を、本日より浜松BASEにて展示させて頂きます。伝えたいことが少しでも伝われば、今回は成功とします。

buna 「waga」

「この激動の21世紀をどう生きるか。
それを一人の人間、日本人、芸術家として見つける、
その過程で生まれた作品の展示をします」

場所:浜松BASE (URL: idct-base.com)
期間:3月7日 (sun) – 21 (sat)
OPEN:15:00~19:00 (Close:Mon) 

buna:https://www.facebook.com/bunanub
special collaborator: TUSK (https://www.facebook.com/tusk6)

トップ画像はTUSKとのコラボレーション作品

3月7日
18:00~19:30 トークセッション
19:30~22:00 ギャラリー懇親会
22:00~01:00 PARTY DJ: escoval. Miyamoto. Ishii.

開催にあたり

原点回帰へ向かう流れを、今日世界のあらゆる場所で起きている、
様々な事柄の中に見ることができます。
これは自分とは違う価値観を、非情な力で排除するということではなく、
大切なモノを過去に置き忘れてはいないか?
と人類に問うものだと信じたいです。

2001年、僕は日本を捨てるように英国に渡りました。
しかし、そこで否が応でも向き合うことになるのは、
皮肉にも、自分が日本人であることでした。
それは変えようもない事実であり、大切にすべき自分の原点である。
そこに深く根ざした表現をしたい。
今ではそう思うようになりました。

では「日本人である」とはどういうことか。
更には311という自然災害と”文明災”を経験した今、
日本人として、世界に発信すべきメッセージは何か?
そう考えることが増えました。

今回の展示会は、そんな自分の「変化」と「今」を整理と再確認し、
これからの活動を方向付ける、とても良い機会になりました。

buna

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